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ファミコン、セガ マークIII    PCエンジン、メガドライブ
スーパーファミコン、ネオジオ    プレイステーション、セガ サターン
ドリームキャスト、ゲームキューブ    プレイステーション2、Wii、その他
ゲーム機、周辺機器、分解の記事はこちら











素晴らしきパチモノの世界。


 日本のみなさん、お久しぶりネ。
ワタシのコト覚えてるアルか?

nisemono01.gif そこのアナタ、幸運アル。
 レトロゲーム機のキング・オブ・キングス
 ファミコンとはワタシのコトよ。
 ワタシに逢えた感動に打ち震えるよろし。

・・・・・もうワタシの正体バレバレ。
ゲームマニアのツッコミくるの気分悪いネ、隠すのやめたアル。

pachimono01.gif ワタシ、ファミコン互換機。
 名前「 えふしーこんぱぁちぶる 」よ。
 伝説のマシンたちのコーナー、出演に来たアル。

 今回の進行役はワタシするネ。
貸切状態だから、ワタシの魅力伝えるプロパガンダに利用するアル。
気合入れて行くアル。
・・・その前に、今日は仲間を連れてきてたアルな。

nisemono02.gif ワタシの相棒アル、自己紹介するよろし。
 ワタシの名前、ミクロ。
 「 ゲームジョイミクロ 」いうネ。
 数種類の内蔵ゲーム遊べるゲーム機アル。


ゲーセンのクレーンゲームの景品にもなった売れっ子のコトよ。
大人も子供も、ワタシ取るの一生懸命頑張ってたアル。
お金つぎ込んで、やっとワタシ手に入れて嬉しそうに帰っていった
そんな日本人、大勢いたアル・・・・・でも。


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Xbox360(X360)


◆2005年発売 ◆マイクロソフト
◆スタンダード 39.795円 コアシステム 29.800円

 パソコンのOSでトップのシェアを誇る Windows で有名なマイクロソフトが
初代Xboxの後継機として世に送り出したゲーム機。

xbox360.jpg

 巨大な弁当箱と揶揄された先代とは似ても似つかぬ
スタイリッシュでスリムなデザインに生まれ変わった360は
20GBのハードディスクを搭載したスタンダードと
ハードディスク非搭載のコアシステムの2タイプで登場。
高精細なHD画質に対応しており
ハイビジョンの液晶テレビなどでゲームソフト本来の画質の良さを
存分に発揮できるゲーム機としてライバル他社より先んじて市場に投入されます。
2012年12月現在、PS3、Wii U と並んで
HD画質でゲームをプレイできる家庭用ゲーム機の一台であります。

 初期のモデルはHDMI端子を搭載していませんでしたが
2007年以降のモデルより採用。
同年、本体カラーをブラックにして 120GBハードディスクを搭載した
高級志向のエリート 47.800円を発売。

翌2008年、スタンダード60GB 29.800円
コアシステムは終了とし、代わりアーケードと名を変え19.800円で発売。
エリートは39.800円へ値下げされた後
段階的に値下がりが続き24.800円で打ち止めに。

どのゲーム機も徐々に価格が下がっていくのはセオリーなんですね〜。

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プレイステーション3(PS3)


◆2006年発売 ◆ソニー・コンピュータエンタテインメント
◆60GB 59.980円 20GB 49.980円

ハイスペックな性能で勝負に打って出たゲーム機。

play station3.jpg

 ゲーム界を支配する帝王の座を受け継ぐべく
プレイステーション2からバトンタッチ。
これまでの家庭用ゲーム機の進化の法則になぞらえて
高性能化により処理能力やグラフィックの質を向上させ
ゲームの表現力のアップを可能にする作戦を実行に移します。

日本ではハイビジョンの名でも知られる
高精細の映像(HD画質)で遊べるゲーム機であり
データの保存ができるハードディスクを搭載。
DVDよりも大容量のブルーレイディスク(BD)を採用しており
PS2のDVDビデオプレーヤー機能を彷彿とさせる
BDビデオも再生できる次世代機として市場に投入されます。

初期型のみ初代プレイステーションとプレイステーション2両方の
ゲームソフトと互換性を有しており
一部に不具合が発生するゲームがあるものの
これ一台でPS1、PS2、PS3
そしてBDプレーヤーとしても使えるマルチ振りを発揮。
と、同時にインターネット接続は言うに及ばず
画像や音声データなど様々なデータを扱える
パソコンに近い性質を持った多機能なゲーム機でもあります。

 見てくださいよ、PS3の性能と機能の数々を
これで売れないはずがないじゃありませんか。

・・・・・あれっ?! 売れ行きがサッパリなんですけど、ナゼ??

 だって値段が高いんだもん。
これ買うくらいならWiiで棒振ってた方が面白そうだよね〜。

あちゃー、コアなゲーマー諸君と世間一般の人々との認識の隔たり云々以前に
本体価格の壁も大きかったプレステ3なのでありました。

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Wii


◆2006年発売 ◆任天堂 ◆25.000円

 プレステ1&2に連続で負けた悔しさをバネに
巻き返しを図って新機軸のコントローラを採用したゲーム機。

Wii.jpg

「 64に続いてキューブもコケたどすえ〜 」ってな感じで
苦汁をなめさせられた任天堂が、このまま黙って引き下がるはずはなかった。
再びゲーム業界の天下を取るために
新しい発想をもとに開発したゲーム機を市場に投入したのであります。

 ゲームに興味が無いわけじゃないけど
難しそうだから手を出すのが億劫な層の掘り起こしや
昔はゲームやってたんだけどなぁって人たちに
ゲームの楽しさを改めて知ってもらってカムバック。
ゲームユーザーの裾野を広げるための
いらっしゃいませ〜顧客獲得大作戦を実行するにあたり
2画面&タッチスクリーンで成功を収めた
ニンテンドーDSの例にならって
直感的に操作できるWiiリモコンで
これまでにない新しい遊びを予感させるゲーム機としてデビューを飾ります。

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プレイステーション2(PS2)


◆2000年発売 ◆ソニー・コンピュータエンタテインメント ◆39.800円

 家庭用ゲーム機の覇者となり一代で名を馳せたプレイステーションの後継機。

play_station2.jpg

素人目でもハッキリと識別できるほど
初代PSを遥かに凌駕する3DCG性能を有して
我らゲームフリークの前に登場。
94年に勃発した次世代機戦争を征した勢いは止まるところを知らず
知名度の高さを誇るプレイステーションの名を受け継ぎ
世代交代をスムーズに成し遂げることに成功した2代目であります。

 ただ単に、性能云々だけではなく
初代プレイステーションとの互換性により
PS2でもPSのゲームが遊べることと
DVDビデオディスクの再生機能でも注目を集め
DVDビデオの普及に貢献したことも挙げられます。

PSとPS2のゲームができてDVDビデオも見られる。

1台で3台分の働きをする多機能なゲーム機として認知され
爆発的に普及台数を伸ばし堅実に足場を固めていきます。
01年にゲームキューブ、02年にはXboxが発売され
追撃を開始しますが、あえなく返り討ちされる両者。
磐石の態勢を築きつつあったPS2の天下はしばらく続くのでありました。

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PC−FX(FX)


◆1994年発売 ◆NECホームエレクトロニクス ◆49.800円

 94年に勃発した次世代機戦争において
その年の最後を飾り4番目に登場を果たしたゲーム機。

pc-fx.jpg

 縦置きのスタイルが目を引く次世代機の異端児的存在として
異彩を放ったPC−FXを語る前にPCエンジンに触れておきましょう。

随所で挿入されストーリーを盛り上げるビジュアルシーンや
声優に命を吹き込まれた喋るキャラクター。

ROMカセットよりも安価で大容量のCD−ROMを
家庭用ゲーム機で最初に採用したPCエンジンは
アニメ風の演出を積極的にゲームに取り込んで一定のシェア獲得に成功。
それなりに売れたゲーム機に成長します。

重厚長大なロールプレイングゲームは言うにおよばず
アクションゲームやシューティングゲームですら
大なり小なりアニメ風ビジュアル&喋るキャラクターが
ゲームを支える魅力の一つとして認知されるようになっていくんですね〜。

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3DO


◆1994年発売 ◆パナソニック、サンヨー ◆54.800円

 94年に勃発した次世代機戦争において
トップを切って市場に投入されたインタラクティブ・マルチプレーヤー。

↓ 3DO REAL

3do real.jpg

アメリカの3DO社が提唱していた
3DO規格で製造されたマルチメディア端末の総称。
インタラクティブとマルチメディアを謳い文句に
「 ゲーム機とは違うのだよ、ゲーム機とは。」と
ゲームに限らずイロイロなソフトを出すつもりでいたようです。

インタラクティブ・マルチプレーヤーと呼称していたのは
そういった事情があったからなんでしょうね〜。
当時よく耳にした言葉にインタラクティブ(双方向)や
バーチャル(仮想空間や仮想現実などの意)というのがありまして
チョッと懐かしい気持ちが込み上げてきますなぁ。

 日本で3DOのライセンスを取得したのは2社。
パナソニック(松下電器産業)が
3月20日に 「 3DO REAL 」
三洋電機は 10月1日に 「 3DO TRY 」を発売。
当初は79.800円で販売する予定だったけど
諸事情を鑑み値下げを敢行。
さらに、このままではマズイとの判断か?
同年11月11日に廉価版の 「 3DO REAL II 」が発売されました。

私的に言わせていただきますと
「 マルチメディア三将軍 」揃い踏みであります。
※ 韓国メーカーのは除外いたしますぞ。

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NINTENDO64(N64)


◆1996年発売 ◆任天堂 ◆25.000円

 94年に勃発した次世代機戦争において
他社が32ビットCPUを搭載していたのに対し64ビットCPUを搭載。
3DOとPC−FXが戦況芳しくなく早々に撤退を余儀なくされたのを
まるで見計らったかのように最後の最後になって参戦したゲーム機。

nintendo64.jpg

「 ムービーなどのビジュアルでユーザーを釣るなど言語道断
 ゲームはゲーム性で勝負しないでどうする。」
と、言わんばかりに?
CD−ROM主流の時代に逆行するかのようにROMカセットを採用。
※ 一部にメモリー拡張パック必須のゲームソフトあり。

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XaviX PORT(ザビックス ポート)


◆2005年発売 ◆新世代株式会社 ◆9.800円

 テレビゲームをプレイする感覚で日頃の運動不足を解消。
健康や体力の維持、向上を目的とした
フィットネス機器として製造販売された異色のアイテムがコチラ。

xavix port.jpg

「 剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣 」をはじめとする
テレビに接続するだけでスポーツなどの
体感型ゲームを楽しめる玩具で採用されていた
XaviX Technology(ザビックス テクノロジー)をパワーアップ。
カートリッジ交換式となって我々の眼前に姿を現した
XaviX PORTが今回のネタであります。

余分な脂肪の燃焼に期待を込めて、いざ参らん。

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ファミコン互換機 ミニレポート 其の参


 巷にはびこる魑魅魍魎こと、ファミコン互換機。
その中には見るからに粗悪なオーラを放つモノも存在しており
うかつに手を出そうものなら
後になってから笑い(または怒り)が込み上げてくるという
それはそれは素晴らしいアイテムなのであります。

そこで、今宵は
ファミコン互換機のチープな完成度を楽しむ余力のある
貴殿にこそ相応しい携帯型ファミコン互換機をご紹介しましょう。


 ○ poke FAMI(ポケファミ)

poke01.jpg

2.5インチ液晶搭載、単3乾電池4本使用。
モノラルAVケーブル、ワイヤレスコントローラ2個
ACアダプター同梱。

数年前に発売されたブツのようですが
パチモノならではの怪しい香りがプンプンしてますよ〜。

 ちなみに、ちょいと調べてみたら
2004年にゲームテックから発売された携帯型ファミコン互換機は
「 pocket FAMI 」と書いて「 ポケファミ 」。

こちらは「 poke FAMI 」と書いて「 ポケファミ 」。
さらに、このポケファミにソックリな
「 FC Mobile2 (えふしーもばいる2)」というFC互換機があり
FC Mobile2から光線銃を外した廉価版が、ポケファミなんですなぁ。

同じ物を名前とパッケージを変えて再度売りだすのは
パチモノ業界?では通例になっているようであります。

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メガドライブ プレイTV


◆2004年発売 ◆セガトイズ ◆4,179円

 これ一台で往年の名機(迷機)メガドライブの
ゲームソフト(ジェネシス版)を6本遊べるゲーム機。
※ 内蔵のゲームだけをプレイできます(1人プレイ専用)。

mega drive play tv.jpg

 写真の左側に写っているのが本体で
スイッチ類はPOWERのみ、幅が約10センチと小型。
本体の上から伸びているのはモノラルのAVケーブル
下側のケーブルはコントローラのケーブルになっております。
電源は単三乾電池4本、または別売のACアダプタを使用。
※ ACアダプタはセンターマイナスのDC6V、0.5W。

右側に写っているのがコントローラで
メガドラ初期に出回っていた大柄の3ボタンコントローラをベースに
スタートボタンの位置を変更、メニューボタンの追加
黒から鮮やかな青色に変わり、クールな雰囲気を醸し出しております。

操作性においてオリジナルの3ボタンコントローラと比較すると
方向ボタンをファイティングパッド6Bと同様の構造にして
斜めに入りやすい欠点を排除したことにより操作性が向上。
しかし、A〜Cボタンは硬くて押しにくいため
こちらの操作性が劣化してしまったのは残念であります。

うむ、操作性は1勝1敗ですな。


 さて、せっかくだから
内蔵されているゲームソフトも紹介しておきましょうかね〜。

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プレイディア(PD)


◆1994年発売 ◆バンダイ ◆24,800円

 バンダイが独自規格のQISを引っさげて発売した
CD−ROMドライブ搭載のゲーム機。

「 みんなの簡単マルチメディア 」
「 プレイディアはインタラクティブに進化する 」を謳い文句に
発売を強行した94年は次世代機戦争が勃発した年であり
各社が32ビットCPUを搭載した高性能マシンを相次いで市場に投入。

3DO(3月20日)
セガサターン(11月22日)
プレイステーション(12月3日)
PC−FX(12月23日)

 そんな中、価格を抑えるべく8ビットCPUを採用。
性能も抑えてしまい、唯一、動画再生が得意?なプレイディアが
誰からも注目を集めることなく産声をあげたのは9月23日のこと。

playdia.jpg

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ファミコン互換機 ミニレポート 其の弐


 レトロゲーム機の代表格といえばファミコン。
現在でもそこそこの数のゲームカセットが入手できます。
ゲームをプレイするにはファミコン本体も必要なので
今からでも、ちょっと遊んでみようかな〜って人は
本体も手に入れなければならない。

すると、なにやら怪しいのが売ってるんですよね〜。

いつの頃からでしょうか、見かけるようになって久しい
ファミコン互換機なるものが次から次へと湧いて出る出る出る。
今回は そんな魑魅魍魎・・・もとい
ファミコンのゲームが遊べるパチモノのゲーム機の紹介です。

 GAME CASSETTE COMPUTER PORTABLE

え〜っと、なになに、ゲームカセットコンピュータポータブル。
パチモノゆえに固有の名称は付けてもらえなかったのだろうか?

pachi01.jpg

 それはともかく、2.4インチの液晶を搭載した
携帯型ファミコン互換機なのであります。

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PICO(ピコ)


 セガより『 キッズコンピュータ・ピコ 』の名称で1993年に発売。
後にセガトイズへ引き継がれ現在に至る『 幼児向け知育玩具 』。
遊びを通して幼児の考える力を伸ばすとか
ひらがな、カタカナを覚えさせるなどの知育を目的とした電子玩具の一種です。

絵本と同じようにページをめくって使うのが特徴的な
絵本ソフトと呼ばれる専用のカートリッジを本体に挿し
テレビ画面に映ったキャラクターをタッチペンやボタンで操作するのが
ピコの基本的な操作方法になっております。

絵本ソフトはアニメなどのキャラクター物が多いようで
ソフトにより、遊びに重点を置いたもの、教育に重点を置いたものと言った具合に
いくつかのジャンルに分かれてるそうな。

pico01.jpg

↑ の写真は、モデルチェンジが施され
2001年に登場した3代目のピコ。
名称も『 キッズコミュニケーション・ピコ 』に変更されました。
こいつは白と水色のツートンカラーバージョンです。

写真中央にある、いかにも軟弱そうな
半透明の青い部品はスタンドとして機能します。
なので、使用前に起こさないと、ピコがコケてしまいます。

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ニンテンドー ゲームキューブ(GC)


◆2001年発売 ◆任天堂 ◆25,000円

 直径8センチの光ディスクを採用したゲーム機で
キューブ(CUBE)の名称の由来とも言うべき
サイコロのような立方体をした外観が特徴的。

ROMカセットに固執していた任天堂も
時代の流れには逆らえなかったのか
光学式のディスクドライブ搭載を決意。
前世代機「 NINTENDO64 」での失敗を教訓にした
ハードウェア設計で宿敵プレステ2に対抗!!
ここに決戦の火蓋は切って落とされたのであります。

game cube02.jpg

発売当初、ゲームキューブの本体カラーは
バイオレット、ブラック、オレンジの3色があり
後にシルバーを加えた4色が基本カラー。
(コントローラは、さらに別色もご用意)
また、限定版として色違いが何種類か存在します。

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かんべんしてよ、アドファミ


 ゲーム関連アイテムの収集を
家族の隙をついて継続しているうちに
いつの間にか置く場所に困り始めた今日この頃。

 小さい物なら大丈夫!!

明確にそんな理由があるわけでもないけど
以前、衝動買いしてしまった ア ド フ ァ ミ。

ゲームテック社が世に問う
FCゲームカセットアダプター 【 アドファミ 】とは
ゲームボーイアドバンス、または
ゲームボーイアドバンスSPに取り付けると
ファミコンのゲームが遊べるという代物です。
ちなみにニンテンドーDSは使えません。
(他社製でDSを取り付ける製品もありますが、気が向いたら買うかも?)

 毒を食らわば皿までも・・・・・じゃなくて

せっかくなので、今回のネタに決定です。

adfami01.jpg

写真左 ヘッドホン端子、ボリューム、リセットボタンと
     アドバンス専用カートリッジ差込口が見えます。
写真右 ファミコンカセット差込口はこちら。

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evio(エヴィオ)


 今回ご紹介するのは
楽器のようなゲーム機とでも言いますか、こんな奴です。

evio00.jpg

2003年にトミーから発売されたヴァイオリンの形をした玩具。
エレクトリックヴァイオリン風なデザインが目を引きます。

オモチャなので、弦はありません。(あってたまるかぁ〜)
では、どうやって弾くのでしょう?

簡単かつ大雑把に書くと
収録されている楽曲を選んだら
付属の弓を光学センサー部に当てて左右に動かすだけ。

これでヴァイオリンの疑似演奏を体験できるのです。

演奏者?が関与できるのは、音の強弱、長さ、テンポだけ。
演奏できるのは、本体もしくは専用のカートリッジ(別売)に
収録されている楽曲のみ。
楽器じゃないから、自分で好きな曲を演奏できるわけがありません。

でも、本物のヴァイオリンを弾くとなると相当な練習が必要ですが
こちらは少しの練習で気分はヴァイオリニスト。
憧れてはいるけど本気でヴァイオリンの練習はできないので
ちょっとだけ真似事をしてみようかなぁ〜、ぐらいには良いかも。

で、実際にやってみると、マジで音ゲー。
音ゲー = 音楽(リズム)に合わせてタイミングよくボタンを押すゲーム。
evio では、弓を動かして演奏(ゲーム)するわけです。
音ゲー好きにはよい暇つぶしになりそうな予感・・・。

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ドリームキャスト(DC)


◆1998年発売 ◆セガ ◆29,800円

 32ビットCPUを搭載した、セガ最後の家庭用ゲーム機。

4つのコントローラーポートを持ち
取り外し可能なモデムを標準装備したホワイトボディのドリキャス。
CD-ROMよりも容量の大きい、独自規格のGD-ROMを採用。

なお、内周部はCDエクストラと同様で
トラック2をCDプレーヤーで再生すると
警告メッセージを聞けます。
警告ならトラック1に入れた方が良いと思うけど
ほとんど聴く人はいないから大丈夫だ!?

dream cast.jpg

オレンジ色の「 うずまき 」が真っ先に目につく。

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旧世代のゲーム機 システム10M2


 レトロゲームと聞いて、真っ先に思いつくゲーム機は?
ほとんどの人は任天堂のファミコンが目に浮かぶでしょう。
しかし、今回はファミコンよりも古いゲームマシンを紹介します。

 エポック社のテレビゲーム システム10M2

system10M2.jpg

付属品は ACアダプター、RFスイッチ、専用銃。

遥かなる大昔、スタンダード的な存在だったゲーム機。
左右にパドル(回転するボリュームツマミ)が2つずつあって
中央に電源スイッチ、ゲームの切り替えボタン、リセットボタンを配置。
テレビへの接続は、旧式機が大手を振ってまかり通っていた時代に定番の
付属のRFスイッチをアンテナ入力端子につなぐ方法です。

 次に遊べるゲームの数ですが、10種類と表記されてます。
箱には「 10のゲームが楽しめるテレビゲーム!! 」とあるけど
実際には6種類だけですよ、これ。
遊び方を変えて無理やり10種類だと言い張ってるなぁ。
やるじゃないですか、エポック社さん。

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剣神ドラゴンクエスト 蘇りし伝説の剣


 今回は2003年にスクウェア・エニックスから発売された
一風変わった体感ゲーム機「 剣神ドラゴンクエスト 」について。

コバルトブルーに銀粉を散りばめた色合いで
ちょっとだけ高級感のある ロトの紋章入りの「 本体 」と
コンパクトにまとめるために、短剣になった「 ロトの剣 」に
本の形をしたメモリーカード「 冒険の書 」の3点セットです。

対象年齢は6歳以上、ノー プロブレムです!!
当方は軽く対象年齢を超えており、この点で問題はありません。
後に判明する問題を除いては・・・・・。

dragon_quest.jpg

このゲームは画面に現れるモンスターを、剣を振って斬ります。
縦横無尽に斬って斬って斬りまくるアクションRPGで
プレイヤーが実際にロトの剣を振り回して遊ぶ
まさに体感できるゲームになっています。

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ファミコン互換機 ミニレポート


 その昔 任天堂のドル箱だったファミコン生誕から
すでに20年以上経過しました。
初代 紅白ファミコン、ディスクシステム、ツインファミコンと続き
AVファミコンまでハードウェアが発売されてきました。

ここで 念のために書いておきますが
AVとは アダルトビデオの略ではありませんよ。
オーディオ、ビジュアルなので、もし誤解している人がいたら
頭の中のメモリーを書き換えておいて下さい。

さて、ファミコン = 任天堂 の式が当たり前だと思っていたのですが
近年 何やら怪しい物が出回っていますね。
以前から その存在が、ちょっと気になっていた ある物!
それは 「ファミコン互換機」と呼ばれるゲームマシンです。

今回は、この類似品、偽物、贋作的な パチモノファミコンを紹介します。

略して、パチファミ?

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バーチャルボーイ(VB)


◆1995年発売 ◆任天堂 ◆15,000円

 「ボーイ」、彼もまた 生まれながらに不幸を背負った宿命の子。
次世代機戦国時代に 3Dディスプレイシステムと銘打ち
満を持して出陣するも、手柄の一つも立てることなく
無常にも 忘却の彼方に忘れ去られてしまったゲーム機。

今回は、不憫な生い立ちの 彼を紹介したいと思います。

赤と黒の2トンカラーで、双眼鏡を思わせる外見が特徴の
3Dゲーム機、『バーチャルボーイ』。
28.jpg

本体上部に、目幅調整用のツマミと、ピント合わせ用のスライドがあり
各人に合わせて調整が必要でした。

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スーパー32X


◆1994年発売 ◆セガ ◆16,800円

 サターンと同型の32ビットCPUを搭載した
メガドライブのパワーアップブースター。
発売されたのは、サターンよりも後で
なんと! プレイステーションと同じ日に市場に投入されました。

50.jpg

カートリッジスロットへ 32X本体を差し込んで
ケーブルをつなげば準備完了。
メガドラ本体を流用して、安価で手軽に高性能を実現させる
コンセプトで作られたマシンでしたが
次世代機戦争の真っ只中に放り出されたのは運が悪かった。

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ゲームギア(GG)


◆1990年発売 ◆セガ ◆19,800円

当時、先行していたゲームボーイの白黒液晶に対し
カラー液晶を採用した携帯ゲーム機。
別売りのTVチューナーパックを取り付けると
携帯型液晶テレビに早代わりし、テレビを見られました。

gamegear.jpg

画面がカラーなのは良いが、動きの早い画像だと残像が残って
見苦しく、かつ やりにくい事が度々あったのは残念です。

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セガ サターン(SS)


◆1994年発売 ◆セガ ◆44,800円 

アーケードゲームの雄【セガ】の次世代ゲームマシン
32ビットCPUを2基搭載した贅沢な作りが、マニア心をくすぐり
「64ビット級」のキャッチコピーが泣かせます。
その他にも多くのチップで構成された複雑な設計で高機能でしたが
ソフト開発で性能の限界まで使いこなすには
それ相応の高度な技術力を必要とした機体のようです。

74.jpg

基本的に同じものですが、サターンには
セガが発売した【セガ サターン】と
日本ビクターの【V サターン
それと、ビデオCDを再生できる、ちょっとリッチな
日立の【Hi サターン】(価格もHigh)のラインナップがありました。

発売当初、自社の大ヒットゲームを戦線へ投入、販売台数を伸ばし
その後も人気アーケードの移植作をリリースし続け
着実に足場を固めていきました。

また、中には「年齢制限 推奨年齢18才以上」と明記された
ソフトも売られていましたが
内容は他愛の無いもの(大人から見た18禁として)が多く
子供も遊ぶ家庭用ゲーム機として、PTA的にサターンの品位を
損ねそうな気配を知ってか知らずか、あるいは、
それ以外の理由があったのか、後年に廃止されました。

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プレイステーション(PS)


◆1994年発売 ◆ソニー・コンピュータ・エンタテイメント
◆39,800円        (以下ソニーと略す)

同時期に登場した複数のゲーム機と共に、次世代機と呼ばれ
激しいシェア争いを繰り広げた中の1台。
発売日は12月3日、1,2,3の語呂合わせで覚えやすい。
キラータイトルにも恵まれ、滑り出しも好調で
市場での品薄状態がしばらく続きました。

72.jpg

プレイステーション】の他には、先行していた【3DO】と
セガ サターン】【PC-FX】があり
4機種ともソフトの記録メディアにCD-ROMを採用。
これによりROMカセットで問題となっていた
価格の高騰から開放された事、それに製造日数の短縮で
納期も短くなった点も見逃せません。
また、32ビットCPU搭載は共通(CPUの種類は違う)
していても、各機設計思想は異なってます。

プレイステーションはポリゴンによる3Dの演算処理に特化した設計。
先見の明があったのか、まさか、現在のゲーム市場の様な
3DCGゲームが幅を利かせ大手を振って闊歩する姿を
予見していた筈もないと思いますが
少なくとも3DCGゲーム流行の走りとなった機体です。

逆に2Dの画像処理は、3Dに特化した煽りで少し苦手。
当時、まだまだ2Dゲームはバリバリの現役で
アーケードからの移植2Dゲームは
極端に質が落ちるほどではなかったが厳しい一面あり。

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ネオジオ(NG)


◆1990年発売 ◆SNK ◆58,000円

業務用の MVS(マルチ・ビデオ・システム)と、ほぼ同じゲームを
家庭で遊べるのが最大のセールスポイントだった高性能機。
ハード、ソフト共に高額だったため、最初はレンタルだけだったが
後に販売されるようになった。
当時の家庭用ゲーム機と比べると、その高性能ぶりは一目瞭然で
「スゴイ」の一言に尽きる。

70.jpg

ROMカセットは、サイズが弁当箱ほどの大きさがあり
容量も大きく、100メガを越えるゲームまで現れた。
「100メガショック」のキャッチコピーで宣伝され
値段もショックの約3万円。
ゲームカセット一本で、並みの家庭用ゲーム機が
余裕で買える価格も「スゴイ」。

そして、対戦格闘ゲームのヒット作を次々と世に送り出し
ゲームマニアから支持を得て、さらに販売台数を伸ばしていった。

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スーパー・ファミコン(SFC)


◆1990年発売 ◆任天堂 ◆25,000円

No.1のシェアを誇っていたファミコンの名を受け継ぎ
任天堂帝国の2代目皇帝に即位したゲーム機。
グラフィックの回転、拡大、縮小とPCM音源採用による
音質向上など、後継機として申し分ない表現力を与えられた。
ファミコン時代の超ヒットゲームのシリーズが
引き続き発売されるなど、キラーソフトを擁したラインナップのお陰で
先行していたPCエンジン、メガドライブを抜いてトップの座につく。

73.jpg

少し意地悪な言い方をすると、代議士の息子が選挙区の基盤を
そっくり受け継いで、親の七光りで議員に当選するみたいな。
ちょっと違うかな?
まぁ、とにかくゲーム機はソフトが命です。
優良なゲームを、いかに沢山出せるかが
生き残るためのキモだから出したもん勝ちです。

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セガ マークIII(MKIII)


◆1985年発売 ◆セガ 
◆マーク III 15,000円
◆マスターシステム 16,800円

ファミコンより後発な分、性能は一枚上手だったが
発売されるソフトは殆ど自社製だった為、発売本数、種類共に少ない。
しかし、アーケードゲームで数々のヒット作を持つ セガの移植作品が
家庭で、逸早く遊べるのが、直系のゲーム機ならではの利点。

67.jpgこの写真は、マスターシステムです。

カートリッジ以外に、カードでもゲームを供給していたので
本体には両方の差込口が付いていたが
使うのはカートリッジの方がメインでした。

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メガドライブ(MD)


◆1988年発売 ◆セガ
◆メガドラ 21,000円
◆メガCD 49,800円

これまでのゲーム機が白を基本としたカラーが多く
おもちゃ的な外見をしていたのに対し
漆黒のボディカラーに「俺は凄いんだぞ」と言わんばかりの
金色に輝く16-BIT の文字。
メガドラには、お子様無用なのか?
正に、男気溢れる、そのデザインには目を見張るものがあった。

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PCエンジン(PCE)


◆1987年発売 ◆NECホームエレクトロニクス
◆白エンジン 24,800円 
◆CD-ROM システム 57,800円
◆DUO 59,800円

発売当時、ファミコンなど足元にも及ばない高性能を売りに
任天堂に代わり天下と取るべく登場した
純白のボディが眩しいコンパクトなゲーム機。

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 初代 白エンジン

残念ながら、ゲーム界の王者には成れなかったが
美しいグラフィックと巨大なキャラがグリグリ動く様は
見ているだけでも圧巻だった。
いつの時代も新型機は、先ず見た目のインパクトでユーザーの
気を引いてきたように思うが、これも例外ではなかった。

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ファミコン(FC)


◆1983年発売 ◆任天堂
◆紅白ファミコン 14,800円
◆ディスクシステム 15,000円
◆ツインファミコン 32,000円

紅白ツートンカラーの言わずと知れた、国民的ゲーム機。
ファミコンブームの波に乗り同業他社を圧倒するシェアを獲得し
数々のソフトが発売されました。

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