◆ハード セガマークIII ◆ジャンル アクション
カード型の薄いROMで供給されていた
ゲームソフトをご存知の方も多いでしょう。
PCエンジンのHuCARD(ヒューカード)がその代表格です。
ところが、薄いカードに書き込まれたゲームは
PCエンジン(当時のNECホームエレクトロニクス)だけの物ではありません。
セガにもあったんですよ。
その名も「 セガ マイ カード(SEGA MY CARD) 」
セガマークIIIよりも、さらに旧式の
SC3000、SG1000の頃から存在していたようです。
で、セガマークIII専用のは、セガマイカードマークIII。
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今回はセガマイカードのゲーム「 ゴーストハウス 」を紹介します。
どういう訳か怪物が巣食う館に、単身乗り込む主人公の少年。
5体のドラキュラ(内4体は分身)を倒せばステージクリア。
攻撃手段はパンチとジャンプして踏みつけるの2つで
ライフ制+残機とはいえ命知らずにも程があります。

何層も連なる地下へ続く階段をおりて
目指すはドラキュラの眠る棺(棺おけ)。
棺を開ける鍵を見つけていれば、ドラキュラと対決です。
コウモリからドラキュラへ
そして、ドラキュラからコウモリへ変身して襲いかかってきます。

この頃に全盛だった典型的なアクションゲーム。
突然飛んでくるナイフや落とし穴などのトラップをくぐりぬけ
館内を徘徊しているコウモリやミイラ男を倒す。
操作はジャンプとパンチだけで
得点+ライフ回復を兼ねたアイテムを取りながら進むゲームです。
もう少しアイテムとか攻撃方法を増やすなど
何らかの追加要素が欲しかったなぁ。
そんな事よりも重要なのがボタン配置。
一般的なファミコンゲームとは逆になっているんですよ。
B A
ファミコン 攻撃 ○ ○ ジャンプ
マークIII ジャンプ ○ ○ 攻撃「 う〜ん、これは私的にやりにくい 」
マークIIIのゲームはこれ以外にもよくあるんですよぉ〜、こんなのが。
このボタン配置は、ファミコンとの差別化を図って
こうなったのだと聞いたことがあります。
我々ユーザーにはいい迷惑です。
本当にやりにくかったからコントローラーを分解して
右ボタンをジャンプ、左ボタンが攻撃になるように
コードを左右逆につなぎ直して改造したくらいですよ。
それも、今となっては青春の1ページなんでしょうねぇ?
それにしても深いな〜レトロゲームの世界は・・・。
画面綺麗ですよね〜。
86年のファミコンソフトったらけっこう荒い感じのグラフィックがまだまだ多かったと思うんですが、これは綺麗に見えます。
ファミコンより性能良かったんですかね?
さすがにマークVの記憶は殆どないですね〜。
アレックスキッドとか北斗の拳くらい?
でも良さげです。現行で入手は無理そうですが、バーチャルコンソールに期待ですかね。
マークIIIはファミコンよりも性能が一枚上手だったから
その分グラフィックはキレイだと思います。
ただ、色が滲んで映る傾向があるのが玉にキズ。
そうてんさん
マークIIIのゲームは一部を除いてマイナーだから知らないのも無理はありません。
そんな取り柄のないマイナーなゲームでも、久しぶりに見ると新鮮でした。
・・・・・なにしろ、すっかり忘れていたので。