◆ハード メガドライブ ◆ジャンル アクションロールプレイング
クォータービュー(斜め見下ろし視点)で描かれ
高低差のある地形を生かした仕掛けやアクションが持ち味の
アクションロールプレイングゲーム。
優良なゲームソフト開発で定評のある
「 トレジャー 」が携わったメガドライブ末期の作品です。
戦いに疲れた主人公「デビッド・ランダー 」は
リフレシュ休暇を取り、愛馬にまたがって隣国にお出かけバカンス。
・・・のはずが、どうも町の様子がおかしい。

到着早々、王に謁見し話を聞くと
「 行方不明者が続出して困ってるから何とかしてちょ 」と お願いされる。
このような理由で休暇はオジャン、地下迷宮での戦いが始まります。
クォータービューで立体的に作られたダンジョンで
敵と戦い、鍵などのアイテムを見つけ
様々なトラップを打ち破り先に進みます。
このゲーム、斜め方向に歩くのが基本になります。

誰だ、こんな所に剣山を敷き詰めた奴は。
基本操作は、A=魔法 B=剣で攻撃 C=ジャンプ。
経験値は採用されておらず、武器や防具(剣、鎧、籠手)を
より強力な物に装備して攻撃力と防御力をアップさせます。
また、ライフ(ヒットポイント)の最大値も
ダンジョン内で見つけたライフアイテムでアップ。
4種類の魔法アイテムがあり
1つでも手に入れれば魔法攻撃も可能で
2つ、3つと組み合わせて、さらに強力な魔法も使えます。
ただ、入手した数だけしか使えないので無駄使いはダメです。
敵を倒せば回復アイテムやお金が時々手に入り
これでライフを回復、店で買い物できます。
アイテムはたいていダンジョン内で入手できるので
店で買う機会は少ないかな。
それと、危なくなったら回復アイテムを自動的に使ってくれるので
その分 楽チンで戦いに専念できるのが良いと思います。

ただいま、ゴブリン退治中。
倒すと体が真っ二つになったりして、ちょっと描写が残酷。
さて、メガドライブで発売された
クォータービューのアクションロールプレイングでは
この他に「 ランドストーカー 」を思い出します。
クライマックス開発のゲームで、本作同様3Dの立体マップ。
長時間 悪戦苦闘を強いられた苦い経験があります。
ランドストーカーと比べると、ライトクルセイダーは難易度も手頃で
プレイ時間も手頃・・・と言うか短めです。
また、キャラクターもアニメ調じゃないから
若干なじみ難い、あるいは感情移入しにくい気がします。
それでも、手頃な難易度なので
この手のゲームが苦手だと思ってる人でも
何とかクリアできるのではないでしょうか。
主人公に影もあることだし。(ランドストーカーには無し)
↑、けっこう重要。
慣れとか好みの問題もあるので一概には言えませんね。
斜め歩きが嫌いだぁとか、メガドライブが嫌いだぁとか、その他諸々。
傑作とは呼べないけど、せめて佳作としておきます。
すぐ終わった印象のみが強く、それ以外はあまり印象なしです。
その後速やかにレディストーカーに移行しました。
もう少しボリュームが大きければ良かったのですが、その点も残念です。
全体的に物足りなさを感じても仕方がないでしょう。