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ゲームボーイカートリッジも電池交換せよ(前編)


 バッテリーバックアップで、カセット(カートリッジ)内のRAMに
ゲームのデータをセーブする方式は完全に廃れ
歴史の闇に葬り去られようとしています。

しか〜し、いまだに現役のレトロゲーマーには、重大な危機が迫っています。
Wiiのバーチャルコンソールで
ダウンロードしてプレイしている人には分からないであろう
・・・・・と言うよりも関係のない
現物であるがゆえに
現物だからこそ避けて通れない心配の種が
年代物のゲームカセットには潜んでいるのですよ。

 早い話が「 電池切れでセーブデータが消えた〜 」とか
「 電池が切れてるからセーブできないぞ〜 」って事です。

だからこそ、電池交換をしなければならないのです。

そこで、今までの電池交換記事シリーズの集大成として
3つのコースをご用意いたしました。( ^^)yー3個
難易度と必要な道具の違いにより、分けて書きます。

・初級コース
・中級コース
・上級コース

思い起こせば、初めて天の声バンクの電池を交換した時は
トンチンカンなハズカシイ記事を書いてしまいました。
でも、あれから場数を踏んで経験値も上がったハズ。( ̄ー+ ̄)キラーン
少しはマトモになったかな?

なお、掲載している写真は「 ゲームボーイカラー 」のカートリッジですが
ファミコンやスーパーファミコンでも応用が利くので、十分参考になります。

 ※ 注意書き w(^_^) ンーナニナニ?

個人により経験が異なりますし、場合によっては破損する危険があります。
大事なカセットなら、万一壊れてもかまわないカセットで練習して
自信をつけてから電池交換をするか
あるいは業者に依頼するか、自己責任で行なってくださいませ。

そこで提案! 安い中古品を買ってきて電池交換の腕を磨き
友人のカートリッジも電池交換してあげよう(有償で?)。

それともう一つ、チップや基板の端子部に直接手を触れると
故障する可能性があるようです。 Σ(ノ°▽°)ノ
特に冬場は静電気が発生しやすいので要注意。
念のため 家庭内の金属製品に手をつけて
体の静電気を逃がしてからの作業をオススメします。

 さて、前置きはココまで!
ここからサクッと本題に入ります。

まず、カートリッジを分解しないと始まらない。

ゲームボーイシリーズ(アドバンスは除く)なら
特殊ドライバー「 DTC−20 」の出番。(約1500円)
先の細いピンセット、先の尖ったペンチ類で
無理に回せなくもないと思いますが
ココでめげたらあきまへん。
とにかく開けてください。

開けたら、電池部分をよく観察して
どのようになっているか、よく覚えておくように。

gb cartridge01.jpg

このカートリッジに使われてるのは【 CR1616 】。
写真の電池は、マイナス側が見えてます。

ここまでできたら、お好み合わせて各コースに分かれよう。


 ☆ 初級コース

必要な物

1.小さなマイナスドライバー
2.ビニールテープ
3.ラジオペンチ(できればあったほうが良い)

 初級はシンプルかつ豪快にいきますよ(力技)。
電池に溶接されている金具と電池の隙間に
マイナスドライバーを入れて、無理やりこじ開けます。
そう、基板に金具が付いたままの状態で
電池と金具を分離するのです。
マイナス側(上)が取れたら、プラス側も同様にドライバーを挿して
グリグリ、グリグリとこじり取ります。

電池が取れたら、グニャグニャに曲がった金具を
ラジオペンチで、おおむね真っ直ぐに伸ばします。
電池の幅と同じくらいのビニールテールを
5センチ弱に切り、テープの中央に合わせて
プラス側の金具の下に敷く。

新しい電池をプラスを下にして乗せる。
マイナス側の金具を電池のマイナスの上に乗せ
テープの片方を貼り、もう片方もその上に貼る。
テープは少し引っ張ってピンと貼るのが良いです。

(^▽^) なんと! これでオシマイ。
後はカートリッジのフタをネジ止めすればOK。

 〇 初級の長所
・道具も少なく、とにかく単純。
 ● 初級の短所
・作業中に基板を損傷する危険性がある。
・電池と電池金具の接触が弱く、後で外れかねない・・・かも。

作業手順は単純だけど
信頼性の低さが問題の初級コース。!Σ( ̄□ ̄;)


 ☆ 中級コース

必要な物

1.小さなマイナスドライバー
2.ビニールテープ
3.ラジオペンチ(できればあったほうが良い)
4.半田コテ(できれば基板用の温度が低い半田コテ)
5.ヤニ入り半田(できれば基板用)

 中級は、半田コテで電池金具と電池ごと先に基板から外します。
半田コテで電池金具の半田溶接部分を溶かします。
この時、電池の下に先の細いマイナスドライバーなどを入れて
ドライバーを持ち上げるようにしながら半田コテを当てていると
半田が溶けた瞬間に金具が持ち上がって外れます。
プラス、マイナスの両方の金具共、同様に外します。

gb cartridge02.jpg

見事! 電池が外れた基板。

今度は、電池から金具を取り外します。
初級と同じく、マイナスドライバーでこじってみよう。
基板から外れてるから、安心して作業ができるのが良い。

力技で金具が取れたら、ラジオペンチで真っ直ぐに伸ばす。
一直線の金具がプラス用、L型に曲がっているのがマイナス用。
これを間違えないように
どちらが先でもいいので、ビニールテープで金具を新しい電池に貼る。
テープで止めてるから、押したり引いたりすればズレは直せるので
金具の位置は、おおむね前と同じ位置に貼り付ける。


 金具ごと電池を半田コテで外したのは
2重、3重にテープをグルグル巻きにして
電池と金具の接触を強化するのが目的で、ここが中級のミソ。
ただし、テープを巻きすぎると厚くなり
カートリッジのフタが閉まらなくなるから注意。 ヾ( ̄o ̄;) ココ重要!

gb cartridge05.jpg

この写真では、実験としてビニールテープの代わりに
自己融着テープを巻いてみました。
ビニールテープなどの粘着テープは
時間が経つと張りが緩んできそうなので、試しに使ったのですが
自己融着テープだけでは、金具の固定がイマイチ。
一週目だけビニールテープを使い
その周りを自己融着テープを巻いて固めた方が良かったかな。

なお、普通にビニールテープだけを巻いても大丈夫なので
わざわざ自己融着テープを買う必要はありません。

 今度は、電池を基板に乗せた状態で
カートリッジのふたが閉まるか確認したら
電池金具を基板に半田付けします。
電池金具が、基板の半田付け位置と同じならそのまま
ズレていたら金具の位置を調整してから行います。

それと、巻いたテープの厚みのせいで
金具が少し浮き上がっていると思うので
基板と電池の間に隙間がない程度に
浮いてる分だけ金具を基板方向に曲げておこう。

金具のプラス、マイナスに注意して半田付け。
半田コテを長時間基板に当て続けると
高温になり故障の原因になるから ( T∇T)・・・ 作業は手短に。
半田が足らないようなら、ヤニ入りの半田を溶かして
接続部分に足してやります。
これらも全て、練習あるのみ (*^ー^)/ ファイトー

gb cartridge06.jpg

テープ巻き電池を取り付けると こんな感じです。
カートリッジのフタをネジ止めすれば完了。

 〇 中級の長所
・初級よりも電池と金具の固定が、多少なりと堅牢。
 ● 中級の短所
・モタモタしてると半田付け作業中に熱で基板(チップ)が故障する危険性がある。

半田コテを使う作業が追加された中級コース。
何度か使っていれば上達するので
ある程度 電池交換の数をこなす必要のある人は
半田コテとヤニ入り半田を買い揃えよう。

 上級コースへ続く・・・・・・・・。



この記事へのコメント
うっわ!!!さすがsergeantさん!スゲー勉強になりました!バッテリ電池が市販されてるCR161電池というのも知りませんでした。私は電池が切れてたらソフトごと買い直してましたので。私もぜひこの記事参考にして機会が訪れたら挑戦してみますw
あ、この記事勝手ながら紹介させていただきますねw
Posted by ふうのしん at 2007年06月23日 15:36
自分で電池交換をするなら、練習用のカセットを
1つや2つぶっ壊す覚悟が必要かもしれないですね。
初めての人は本命は後回し、練習して感覚を掴んでからですよ。
それでも故障の危険はあるから、万一の時はあきらめて買いなおすしかないでしょう。
結局セーブできなければ使い物にならない訳ですし
一か八かやってみます?
Posted by 管理人 at 2007年06月24日 01:09
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