◆対応ハード プレイステーション3、Xbox360
◆ジャンル アクションシューティング ◆CERO D
宇宙人の侵略から地球を守る地球防衛軍の一兵士となって
巨大生物や巨大メカと戦うアクションシューティングゲーム。
久しぶりのブログの更新となりますが、皆さんお元気でしたか?
1週間前、熱中症になりかけてえらい目に遭った管理人でございます。
※ 夏バテ気味のところにトドメの一撃を喰らいました。
残暑厳しき折、くれぐれも隊長・・・もとい
体調管理を怠らないよう気をつけてくださいませ〜。
さて、今回は
据え置き型ゲーム機の新作として
今夏一番の期待を背負って登場した地球防衛軍4を取り上げます。
すでに発売から1ヵ月半経過し
見切りをつけて退役した方もいらっしゃるでしょうが
私はまだまだ終わりが見えませんぞ。
まぁ、マインクラフトにかまけていたのも理由の一つですけど・・・。
それはさておき
本作のおさらいのつもりで書いていきたいと思います。
PS2のシンプルシリーズから始まった地球防衛軍シリーズは
大量に押し寄せてくる巨大生物との死闘、絶望感が売りの
TPS(サード・パーソン・シューティング)。
前作のXbox版「 3 」で
初代からお馴染みの陸戦兵「 レンジャー 」のみとなり
「 2 」で使えたペイルウィングがまさかのリストラ。
ナンバリングタイトルではありますが
事実上、初代のリメイクになっており、新要素を期待していた
多くのプレイヤーを失意のどん底に陥れたものでした。
しかし、携帯機版「 3 」で条件付きで復活を果たしたように
本作では「 ウイングダイバー 」の名称で完全復活して戦闘に参加。
さらに、「 エアレイダー 」、「 フェンサー 」の2兵科が加わります。
4つの兵科それぞれの個性が
各ミッションでの攻略の違いを生み楽しさ4倍に。
呼び出せるのはエアレイダーで、操縦はエアレイダーとレンジャーに限られますが
ビークル(戦車などの乗り物)の種類も増量。
同じ型でも武装の違いや運動性能が向上したり、使い勝手も異なります。
増えたのはフォーリナー(宇宙人)も同様で
新たな巨大生物や巨大輸送船など新顔も続々舞い降りてきており
ミッション数、入手可能な武器、
オンライン協力プレイなどなど過去最大のボリュームを誇ります。
細かい所では、ボタン一つでリロード(弾薬の再装填)できたり
マップ端の見えない壁がレーダーに赤い境界線で表示されるよう改良され
便利になったところもあります。
1兵科を50時間プレイしたとして4兵科で200時間。
「 3 」の続編として、これでもかってくらいのパワーアップに
ただただ、驚くばかりであります。
ところが、悪い所もあるわけでして
巨大生物の攻撃を喰らった後、地面に倒れこみ
痙攣をおこしてピクピクしている間に、巨大生物に完全に取り囲まれてしまった。
・・・発売までにバグを取りきらなかったんですかね〜。
とか、他にも
思いっきり吹っ飛ばされた先が、巨大生物の大群の真っ只中だったとか
運の要素も絡みますが、理不尽な場面に遭遇する事があるんですよ。
それらの中でも管理人が一番ウザイと感じたのは
壁を背にした時に、ビルに登った巨大生物や飛行型ドローンなど
高い位置にいる敵に照準を向けようとした場合の視点がクセモノ。
例えば、ここに1人のレンジャー君がいます。
彼は思いました。
「 おおっ壁があるじゃん
よし、俺は壁を背にして戦うぜ。」
「 今日も青空がキレイじゃないか、上を見てみよう。」
※ この時点ではヘルメットの上部が見えるだけ。
「 男は背中で語るものだ、異論は認めねぇ。」
※、カメラの位置が背中にくっつくくらい接近。
・・・・・と、まぁ
キャラクターの後方に壁がある場合
視点を上に向けると背中のドアップが画面に映し出され
プレイヤーの視界を遮るため
上空の敵が見えず狙いをつけることさえままならない。
まさか、壁が敵になろうとは・・・・・。
しかも、キャラクターの身長よりも低い段差などでも
この事例は発生するため、高い頻度でプレイヤーの足を引っ張るんですよ。
立体に作られた3Dのステージで
TPSのような3人称視点を採用しているゲームでは
キャラクター後方の壁の処理、視点問題が発生しやすいのは理屈でも分かります。
でもね、低い段差でも発生するのは納得がいきませんぞ。
ちなみに、これは前作の3の一場面。
建物を背にして、おもいっきり視点を上向きにしてます。
四角い箱状のシンプルな建物に限りますが
窓枠などが一部残るだけで、壁が透明になるため
上空の敵を狙い撃つのに、あまり支障がないのであります。
全ての建物で、必ず壁が透明になる訳ではないのですが
視点の関係で前作の方が上空の敵と戦いやすいのは事実。
低い段差は全く問題無しですし
3にできて、4はできない・・・なんでこうなった?
4は建物の作りが細かくなっている部分はあるんでしょうが
この視点問題だけは、ストレスの元になってしかたがありませんぞ。
背中が見えたら、すぐに視点を下に戻すようにはしてるけど
そういうプレイを強いられるのは困ってしまいます。
他にもロード時間の長さや
ゲーム中に何度か全体の動きが一瞬止まる現象も
気になるところであります。
「 もう少し何とかならなかったのか 」ってのが本音ですけど
もうしばらくは、EDFの隊員として巨大生物と戦い続けますよ。
だって、武器の収集が中途半端なのもアレですし
フェンサーの扱い難さを理由にそのままにしておくのもアレですし
戦場をビークルで駆け回るのも面白いですし
なかなか止め時が見つからないのでありますなぁ。
本作には欠点もありますが、それでも地球防衛軍好きには
プレイし続けられる理由があるものです。
高難易度の巨大生物の硬さ、攻撃力、スピード、そして圧倒的な数。
絶望にも似た感覚にプレイヤーは襲われること間違いなし。
私はマゾではありませんが、こういうのはいいなぁ。
好みが合えば長く遊べるゲームなんですけどね。
まだ入隊していない人は、お一つどうですか?
それはそうとこのゲーム、個人的にも、捕食されてアリの大群の中に投げ込まれたりするのがキツいと思いました。
新型クモの糸が建物を貫通して捕らえられるのも・・・。
そんな感じで不満がないと言えば嘘になりますが、私もまだまだEDF体員として戦線を駆け巡っております。
まあ、面白いには面白いですからね。
いくつか不満点はありますが、時折休みを入れつつも戦闘を続行しますよ。
箱360を買ってから3をプレイした口なので、正直しばらく待とうかな、と思ってました。
ペイルウィング復活は嬉しいですね。
どうしても一本調子だった3に悲しみがあったので、プレイスタイルが増えるのは大歓迎、折をみて捕獲したいと思います。
やや涼しくはなってきましたがもう少しの間は水分注意ですね。
所々不満点はあるのでイラッと来る時もありますが、武器を集める楽しみが単純計算で4倍です。
3の悲しい部分はキッパリ忘れて都合の良い頃合いを見計らって4に突撃してください。
ちなみにインストールできる360版の方がロード時間を短縮できますし、処理落ちも少ないのでオススメです。