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闘神伝(PS)


◆1995年度作品 ◆発売元 タカラ
◆ハード プレイステーション ◆ジャンル 対戦格闘

 裏世界の格闘トーナメント「 闘神大武会 」に招待された
格闘家たちが死闘を繰り広げる対戦格闘ゲーム。

tohshinden01.gif

剣などの武器を使って戦う3Dの対戦格闘ゲームであります。
もちろん、画面から映像が飛び出して見える3Dテレビ・・・ではなく
三次元のコンピュータグラフィックスで制作されたゲームの方ですよ。
※ 3Dテレビって、案の定 廃れてしまいましたなぁ。

 ポリゴンによる3DCGで対戦格闘ゲームに革新をもたらした
セガのバーチャファイターの登場により
これまでの2D対戦格闘ゲームにはない奥行き感を持ち
立体的な駆け引きもできるようになってゲームの表現力がアップ。
そして格闘物に限らずゲームは新次元へ移行しはじめます。

 まぁ、3DCGのゲームが出始めた頃は
出来の悪いマネキンもどきのキャラクターばかりでしたが
改めて見てみると、けっこう独特の味わいがあるような気が・・・・・。

今回は独特の味わいがタップリと詰まった?!
プレイステーション初期のゲームを取り上げたいと思います。

 本作で使えるキャラクターは8人+α。
大会の規約によると、銃器以外の武器の使用が認められており
各々が剣などの武器を持参して戦いの舞台に挑みます。

tohshinden02.gif

各キャラクターの性格付けは
見た目から連想されるイメージ通りの者が多く
ヒネリがない代わりに安定の鉄板仕様です。

 ゲームモードは、対戦相手と順番に戦っていく1P GAME。
人間同士の対戦ができる VS HUMANと
戦いたい相手を選んでCOM対戦ができる VS COMPUTERの3つ。

基本的なゲームシステムは、従来の2D対戦格闘ゲームと同様。
本作の攻撃は武器とキックが、それぞれ弱、強の2つ。
当然ながらコマンドを入力すれば必殺技が出るわけですが
なんと!! L、Rボタンに必殺技が登録されており
ボタン1発でコマンド要らずで簡単に出すことも可能。
さらに、オプションでONに切り替えると
防御できる状態なら自動で防御してくれるオートディフェンスもあり
実に初心者に優しい作りのゲームになっております。

tohshinden03.gif

画像左、剣を振り回します。
画像右、キックを繰り出します。

 また、3Dゲームならではのシステムとして
側転で横方向へ移動して対戦相手との軸をずらせる
リングから落ちると体力が残っていても一本取られる
ようになっており、立体をイメージして戦えるのが
3Dタイプのゲームのセールスポイント。

tohshinden04.gif

画像左、気が付いたら背後を取られていた図・・・チョッとヤバイです。
時に側転で、こういうシチュエーションが発生することがあります。
画像右、取りあえず必殺技でGO!!
ヒットすれば御の字、外せば反撃される可能性も。

2Dのゲームにはない新たな要素の出現により
プレイヤー自身も新鮮な気持ちになってプレイできたものですよ。
・・・・・遠い昔の出来事ではありますが。

 さて、闘神伝はプレイステーションが
発売されて間もなく登場した対戦格闘ゲームで
本作のヒットに気をよくしてか、シリーズ物として続いていくんですよ。
記念すべき第1作ってところでしょうか。

ありがちながらも、それなりに個性的なキャラクターで
3Dの立体を意識したバトル。

tohshinden05.gif

画像左、エリスは勝ちセリフ「 負けないもん 」と
透け透けの衣装でプレイヤーのハートをわしづかみ。
画像右、ムチの使い手(SMの女王?)ソフィアお姉様の平手打ちが炸裂。
小娘がナマイキ言ってんじゃないわよ、と言わんばかりに渾身の平手連打。

 しかしですね、当時は気にならなかったけど
本作は初期に制作されたモノなので
後のゲームと比べるとグラフィックの出来栄えはイマイチな感があります。

また、通常の移動は足が遅く対戦相手との間合いを詰めるのに不向き。
そこで代替策としてダッシュ移動で接近、あるいは突進系の必殺技・・・
と行きたいところですが、正面からぶつかるのは得策じゃないので
対戦相手の技の出始めに合わせ側転で回避して軸をずらした後ダッシュとか。
そう言えば、私はこんな戦い方ばっかりしてましたっけ。

作りが荒削りで大味な操作感は否めませんが
初心者にも敷居が低い取っ付きやすさは保障済みの闘神伝。

 ただ当時は少々の不備なら払拭するだけの勢いを
ゲーム業界が持ち合わせていたのか
これまでのゲームにはない発想、アイデアのゲームソフトが
次々と発売されていったゲームの黄金期でしたからね。
昨今衰退気味のゲーム業界・・・どうしてこうなった?

 ※ オマケの裏技です。

・ガイアをプレイヤーキャラとして使う。
タイトル画面で闘神伝の文字が完成する前に
下、右下、右+弱斬りと入力する。
この時「 ファイト 」の声が聞こえると成功。
次に、キャラクター選択画面で「 エイジ 」に合わせて
上を押しながら決定する。
・ショウをプレイヤーキャラとして使う。
タイトル画面でガイアのコマンドを入力後
デモ画面を見てから再びタイトル画面で闘神伝の文字が完成する前に
右、下、右下+弱斬りを入力する。
次に、キャラクター選択画面で「 カイン 」に合わせて
下を押しながら決定する。







この記事へのコメント
セガハードファンであった私にとって、本作品はセガサターンのライバル、プレイステーションの性能を確認するソフトでもありました。
ゲーム性はともかく、ポリゴン表示性能はプレイステーションの方が有利であることを感じた覚えがあります。
Posted by セガ大好き at 2012年10月09日 00:03
闘神伝は友達の家でプレイしたっきりですねぇ。
しかも、サターン版のSとか言うやつだった気がw
やはりあの当時はバーチャだったかなぁ個人的には。
Posted by 二条ジョウ at 2012年10月11日 00:37
セガ大好きさん、PSは3Dに特化した設計なのでSSは不利。
SSは2Dの性能がPSを上回っていて、それぞれに得意な分野が違うゲーム機でしたね。

二条ジョウさん、プレイされたのはSの方でしたか。
やはりバーチャファイターは正統派でしたし、イロモノっぽさも漂う闘神伝とは趣が違いますよ。
Posted by 管理人 at 2012年10月12日 19:13
このシリーズで案外知られてないのが
2のウラヌスの技
究極にコカトリスがあるが
それとは別に闘神奥義にも別コマンドで
コカトリスがある

昔このシリーズあったよねってサイトは結構あるけど
前述のウラヌスのやつを掲載してるの殆ど無いのよねー何故か
Posted by とおりすがり at 2017年03月25日 01:20
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