◆ハード メガドライブ ◆ジャンル シューティング
敵を吸い込んで盾代わり!!
ずんぐりむっくりした可愛らしいボディの戦闘機で
全8ステージに挑むシューティングゲーム。

東亜プランと言えば
縦スクロールシューティングで有名なイメージがありますが
今回は、敢えてそちらには触れずに
東亜プランのゲームでは数少ない
横スクロールシューティングを取り上げたいと思います。
基本的なゲームシステムはオーソドックスな
アイテム取得によるパワーアップ型。
バルカンショット(赤)
レーザー(青)
ホーミングミサイル(緑)の
3種類の武器があり3段階までパワーアップ可。
これらのアイテムを取ると自機の上下にオプション装備が付きます。
スピードアップは4段階まで。
スクロール方向が縦か横かの違いはあれど
普通と言いますか、王道パターンですなぁ。
しか〜し、ここからがチョッと違うんですよ。
ザコ敵を吸い込み、自機の前方にドッキングさせるのであります。
↓ プリソナービーム発射。

でも、大きな敵は吸い込めません・・・あしからず。
つまり、敵を自機の前に置いて盾にしようという作戦です。
敵の弾を1発喰らうと破壊されてしまう不甲斐ないヤツだけど
盾にした敵を正面に発射して他の敵にぶつけることもできますぞ。
また、広範囲に大ダメージを与えるスーパーボンバーもあります。
ところが、こちらも一風変わった仕様でして
ゲームスタートの初期状態ではボンバー無し。
アイテムと同じように取得し、自機の前方にボンバーをドッキング。
この状態で敵の弾に3発耐えられるけど、ストックは不可能なため
連続での使用も不可能になっております。
これはこれで、かなりキツイ・・・・・。
で、こちらがゲーム画面。

画像左、ザコ敵を自機の前に付けた状態です。
画像右、ステージ1のボス・・・キモイ。
色使いが、けっこう派手な感じで
敵キャラのデザインも個性的なのが混ざってます。
各ステージの敵の配置は、ザコ、中ボス、ザコ、ボスの順。

画像左、固い敵に手間取り倒さないうちに新たに固い敵が現れたそうな。
画像右、でっかい棒が天井と床から出たり引っ込んだりする仕掛け。
とにもかくにも本作は
敵弾にはスピードの速いものが多々あり
一瞬の見落とし、操作ミスが命取り。
気を抜いたら負けであります。
他のシューティングゲームでも
気を抜いたらボコボコにされるのが常なんですけど
ゼロウイングは、この傾向が強い部類に入るでしょう。
そして、使い所が多いとは言えないプリソナービームと
ストックできないため使用頻度が低く頼りにならないスーパーボンバー。
本作の特徴と言いますか、個性でもある
ギャラガとR−TYPEにインスパイアされたようなゲームシステムが
シューティングゲームならではの爽快感に結びついていないのでは?
ただ、「 俺の動体視力で敵の攻撃を見切ってみせるぜ。」ってな方向で
敵弾を回避する能力に長け
敵弾を回避するスリルに魅せられたプレイヤーなら
やり甲斐のあるゲームになるはず。
こういうタイプのゲームは
少々マゾッ気があるくらいが丁度良いのかもしれないなぁ。
もうこの辺りのシューティングは私には太刀打ちできませんね。
やった事はないですけど、東亜プランなだけでもう、難しいのが伝わってくるようでありますw
案の定、見事に太刀打ちできませんでした。
ちなみにMD版のハードがアーケード版と同じ難易度だそうです。
アーケード恐るべし。
これはちょっとやりたいかもです。
でもシューティングは苦手で、難易度が高いとなると絶望的ですね………。
それにしても東亜プランという会社は有名なのですか?
はじめて聞きましたが………マニアックな感じがしますが。
決して面白くないゲームって訳じゃないんですけど私にはキツかったです。
ちなみに、今は亡き東亜プランは
シューティングゲームでいくつものヒット作を世に送り出したメーカーですよ。
シューティングで数々の名作………今度調べてみます!
東亜プランの縦ではなく、横シューティングを取り上げるとはさすがですね。
シューティングゲームはメガドライブが一番、と言いたいところですが、この時代はPCエンジンも充実していてセガファンとしては歯がゆい気持ちでした。
でも、MD版に落ち着く確率が高かったと記憶してます。
何故かセガハードへの思い入れの方が強いようです。