◆ハード メガドライブ(メガCD) ◆ジャンル アドベンチャー
スイッチとコンピュータを結ぶ回路が狂ったデタラメな世界を
正常に戻すために、ただひたすらスイッチを押すアドベンチャーゲーム。

プレイヤーに課せられた使命は世界を正常に戻すスイッチを探して押すこと。
画面中央に表示されたスイッチの中から任意に選んでポチッと押すだけという
操作が非常にシンプルなゲームになっております。
とにかく、スイッチを押しさえすればよいのです。
押したスイッチそれぞれに必ず何らかのリアクションがあり
今自分が押したのは、いったい何のスイッチなのか?
押した事により、いったい何が起こるのか?
・・・・・・・それは押してからのお楽しみ。
そこが本作のセールスポイント!?
スイッチを押した者しか分からないシュールな世界が・・・
いや、スイッチを押した者ですら理解しがたい世界にプレイヤーを誘う
ある意味 恐るべきゲームソフトなんですよ〜、これが。
それではゲームの流れを説明しましょう。
押したいスイッチを選んで押すと、以下の2つのうち どちらかが発生。
1.別の場所にワープ。
2.しょうもない一発ギャグを見られる。
次は別のスイッチを選んで押す。
この繰り返しになります。

ちなみに各場所によりスイッチの形状やスイッチの数は異なります。
それと、もうひとつ別の場所では。

スイッチを押すとボートが変形するギャグ。
ちなみに、ゲーム中の効果音は全て人間効果音であります。(後述)
これらは ほんの一例であり
ニヤリを笑えるモノから意味不明のモノなど
これが本当にギャグなのか?
凡人では到底理解不能なシュールなギャグを連発し
一種異様で独特な世界が、ご家庭のテレビ画面に映し出される。

こんなゲームを発売するなんて、やっぱりセガはスゴイ・・・よね。
しかも後年、プレイステーション2に移植するとは驚きです。
まぁ、こんな感じで訳の分からないギャグがテンコ盛り。
プレイするにあたっては、気負わず焦らずが基本かな。
それでも、これはかなり人を選ぶゲームであり
本作から繰り出される一発ギャグは確実に寒気を感じるモノが多く
しかもゲロネタ(上画像の上段左と中段の左、中)をよく見かけるんですよ。
寒いネタから余裕で身をかわせる大らかな心の持ち主なら
どうということはないのですが、間違っても一般受けはしないでしょう。
ただ、怖いもの見たさでプレイするのもアリかと思っております。
ところで、前代未聞のギャグアドベンチャーゲーム「 スイッチ 」の製作に
ワハハ本舗が一枚噛んでいたのをご存知でしょうか。
説明書にもしっかりと明記されているんですけどね。
コンテ担当 = 木下蓮三
音楽担当 = 谷啓(先頃、急逝されました。ご冥福をお祈りいたします。)
構成 企画担当 = 喰始
人間効果音担当 = ケントフリック(主に口を使い効果音を発生させる。)
声優 = 梅垣義昭、佐藤正宏、吹越満、柴田理恵、久本雅美、白石冬美

管理人でも知ってる役者さんが何人もいらっしゃいますなぁ。
なるほどワハハ本舗ですか、ゲロネタが多いのはそのせいかも。
とにかく、変なゲームであることは嘘偽りのない事実なのであります。
さぁ、あなたもアドベンチャーゲームなのかすら疑わしい
個性的すぎるゲーム「 スイッチ 」にチャレンジしてみないかい。
きっと目から鱗の新しい発見が・・・・・ないない。
しかもPS2でも出ていたとは二重にビックリです。
怖いもの見たさってありますが、値段が高ければスルーでw
実際にプレイすると精神を病んでしまうかもしれないので(笑)値段が安くてもスルーするのが賢明ですぞ。
でも、シュールな世界を彷徨うのも一興、どうしてもって言うのなら止めませんよ〜。
関西人としては恐らくネタに耐性があると思うんですが、コレに耐えられるほど自身のテンションが上がってきたらPS2版を探して見ます(笑)
余りにも腹が立って(ゲーム中に「怒らないでね」が良く出てきたので製作者もわかっていたと思う)家にあった、もう使わないソフトもまとめて中古屋に売りに行った。