他のメーカーからも続々と発売が予定されており
家電業界の意気込みがひしひしと伝わってくるかのようであります。
すでにご存知かとは思いますが
3Dテレビは映像がテレビ画面から飛び出して見えるのがセールスポイント。
近年の3D映画の盛況ぶりに後押しされたのか
消費者側の注目度もそれなりにはありそうです。
しかし、テレビの価格が高いのと
今後、良質の3Dコンテンツを継続して提供できるかどうかってのが問題ですけど。
まぁ、どちらにせよ ウチでは買えません。 Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン!!
ところで、テレビ画面から映像が飛び出して見える3Dって
けっこう昔からあるんですよね〜。
出ては消え、消えてはまた現れた幻のようなモノ
・・・・・と言いますか
ヒットすることなくいつの間にか人々から忘れ去られた過去の遺物。
3Dテレビのニュースを聞いたら
レトロゲーム機の3Dゲームが脳裏に浮かんできたーっ!!
技術の進歩はテレビの3D化を成功させ
ようやく2010年に発売にこぎつけたんだけど
すでにテレビゲームは1987年に3Dゲームを市場に投入。
早い、レトロゲームなのに早いじゃないですか3D化。
と言うわけで今回は
ファミコンとセガマークIIIの3Dゲームをまとめて紹介したいと思います。
※ 昔の記事で紹介済みのゲームも含みます。
まずはファミコンの3Dゲームからいってみよう。
※ ファミコンの3Dゲームは、セレクトボタンで3Dと2Dを切り替え可能。
☆ とびだせ大作戦(ディスクカード)

スクウェアより1987年3月12日に発売された
アクションシューティングゲーム。
別売の赤と青の3Dメガネを掛けると、ゲーム画面が飛び出して見えた。
柱に体当たりしてアイテムをゲット、地面の大穴に落ちないようジャンプ。
風船を掴むとボーナスステージに行けたりします。
ホンワカとした明るく軽快なBGMにのって走る主人公は
なぜかボスのドラゴンと戦う時だけ空を飛べるようになりますぞ。
左右が赤と青の2色サングラス風の
3Dメガネを使った3Dゲームはこれ1本のみ。
以降は液晶シャッターを使用した任天堂の3Dシステムが必要であります。
○ ファミコン3Dシステム。
ベルト部を頭に装着するかっこうで使用する3Dシステムは
デザイン的にはイマイチな感じ。
ただ、これに限らず当時の液晶シャッターは
目に負担が大きく長時間のゲームプレイは不可能。
どこぞのファミコン名人が「 ゲームは一日一時間 」とか言ってたけど
並の人間なら1時間すらムリです〜。

ファミコンの拡張端子に ↓ を接続してから
↑ の画像の液晶シャッター付き3DメガネのプラグをつなげばOK。

3Dシステムと3D対応ゲームソフトが揃えば
夢の立体空間がテレビ画面の前に出現するって寸法なのでありますなぁ。
それでは、3Dシステム対応ソフトを紹介しよう。
☆ ハイウェイスター(ROMカセット)

スクウェアより1987年8月7日に発売されたレースゲーム。
※ 任天堂の3Dシステムは、まだ発売されておらず本作が先行していた。
制限時間内にチェックポイントを通過しゴールを目指すゲームで
順位はなくライバル車はいないけど、お邪魔な車は走行してます。
派手なクラッシュシーンもあるけど総じて地味な感じかな。
☆ ファルシオン(ディスクカード)

コナミより1987年10月21日に発売されたシューティングゲーム。
※ 3Dシステムと同時発売。
パワーアップはスピードアップとホーミングミサイル。
画面奥から飛来する敵を撃ちまくって破壊するのだ。
☆ JJ(ROMカセット)

スクウェアより1987年12月7日に発売された
アクションシューティングゲーム。
とびだせ大作戦のマイナーチェンジ版で
グラフィックやBGMを若干手を加えシリアス路線に。
しょっぱなから難易度も少し上がっております。
☆ アタックアニマル学園(ROMカセット)

ポニーキャニオンより1987年12月26日に発売されたシューティングゲーム。
スケバンが空を飛び動物系敵キャラと戦うゲームで
見た目はコミカルだけど実際にプレイすると見事に萎える。
長年 セガのスペースハリアーのパクリと言われ続けた実績を持つ
本作は割と有名なゲームではないかな・・・いろんな意味で。
☆ ファミコングランプリII 3Dホットラリー(ディスクカード)

任天堂より1988年4月14日に発売されたレースゲーム。
タイトル通りラリーを題材にしたゲームで
制限時間内にチェックポイントを通過、ゴールを目指すというもの。
また何度も事故って車の耐久度が0になってもゲームオーバーであります。
※ 本作のディスクカードの色は青。
シャッター付きの青色ディスクカードはプレイヤーのハイスコアを
店頭に置いてあったディスクファクスで通信、全国のプレイヤーと競えた。
調べてたらファミコン3Dシステム対応のゲームソフトは
他に、風雲小林拳 暗黒の魔王、コズミックイプシロンってのがありました。
・・・が、管理人は所持してないので軽くスルーいたします。
さて、次はセガマークIIIの3Dゲームを紹介しよう。
ファミコンに追いつき追い越せとばかりに奮闘したものの
サッパリだったセガマークIII。
こちらも液晶シャッター方式の3Dグラスをかけると
テレビに映しだされたゲーム画面が立体に見えるよ〜ってやつです。
目が疲れた思い出しかない気がするけど、まぁ、いいか。
これが3Dグラスだ!!

チョッとゴツイサングラス風の外見なので
かけていてもあまり恥ずかしくないと思いますぞ、このデザイン。
ちなみに、セガマスターシステムは
3Dグラス専用の接続端子を装備しているけどセガマークIIIは無し。
なので、↓ の3Dアダプターをカード差込口に取り付けないと3Dゲームが遊べない。

よし、後はゲームソフトを差すだけでありますなぁ。
☆ ザクソン3D

1987年11月7日に発売されたシューティングゲーム。
発売元は もちろんセガ、悲しいかなセガしかありませんでしたなぁ。
アイテムでパワーアップ、敵の攻撃を喰らうかエネルギーが0になるとミス。
エネルギーは燃料タンクを破壊すると補給できるようになってます。
割と奥行き感があって立体に見えましたな〜。
☆ スペースハリアー3D

1988年2月29日に発売されたシューティングゲーム。
セガの体感ゲームで有名なスペハリが3Dになって帰ってきたーっ。
再び活躍の場を与えられたエスパー戦士ハリアーが新たな戦いに挑む。
マークIII版スペースハリアーをベースに敵等のグラフィックを変更したもので
けっこう敵キャラが大きく、それなりに迫力はあるけど
相変わらずキャラの周りに四角い枠付きになってる〜。
☆ ブレードイーグル

1988年3月26日に発売されたシューティングゲーム。
高高度と低高度の2つの高さに分かれて配置されている敵を
自機の高度を変更しつつ戦うところがミソ。
つまり、高度が違うとこちらの攻撃は当たらない。
でも敵の弾は当たったりします・・・ずるくねぇですか?
なお、こちらも調べたら
メイズウォーカーってゲームも3Dゲームでした。
所持してないのでこのゲームはパスです。
しかし・・・・・マークIIIの3Dゲームは4本だけですかい。
セガはあまりやる気はなかったのか?
いや、本体の普及台数の差を考えれば妥当な数かもしれない。
さぁ、最後になりました。
皆さんに赤い双眼鏡を思い出していただきましょうか。
○ バーチャルボーイ

1995年に登場した任天堂の異端児。
覗くのはこちら側から。

画面は赤色のモノトーンだったけど
それでもちゃんと3D映像になってたんですよ。
もしも画面がカラーだったら、果たしてどうなってた?
対応ソフトは19本。
レッドアラーム
とびだせ!ぱにボン
ギャラクティックピンボール
テレロボクサー
マリオズテニス
バーチャルプロ野球'95
T&E ヴァーチャルゴルフ
バーティカルフォース
V-テトリス
スペーススカッシュ
マリオクラッシュ
ジャック・ブラザースの迷路でヒーホー!
バーチャルフィッシング
インスマウスの館
スペースインベーダー バーチャルコレクション
バーチャルボーイワリオランド アワゾンの秘宝
バーチャルLAB
バーチャルボウリング
SDガンダム DIMENSION WAR
ファミコンやマークIIIよりもゲームソフトは多いことから
一応頑張ったものと思われます。
以上、レトロゲーム機の3Dゲームでした。
追伸、3Dテレビって長続きするんでしょうかね?
もてはやされるのは最初だけで、しばらくしたら飽きられる気がするんですけど。
ゲーム機はゲーム無ければただの箱。
3Dテレビも3D映像が無ければただのテレビだし
要は本体云々よりもソフトの充実をしっかりな〜。
でも昔、ドラえもんか何かの映画でちょっとだけ3Dの映画ありませんでしたっけ?
画面から飛び出して見えるタイプの3Dは昔からあったので珍しい(目新しい)と言うよりも懐かしい感じがします。
それと、残念ながらドラえもんの3Dは知らないです〜。
世は3Dテレビの時代ですか。。。
地デジになるって言うからテレビ買い換えたのに、また新しいテレビが出てきてしまい正直マイリマス。
うちも、当分は買えないです。
画面がカラーになったバーチャルボーイ2とか発売されたら買うのになぁ。
流行るかどうかは別にして3Dテレビも面白そう。
レトロゲーム機の3Dよりも高画質で映像に迫力が増すから良い刺激になるんじゃないかな。
http://www9.big.or.jp/~hiroshi1/3dslw.html
こういうものもあります。
携帯性でも色数でもバーチャルボーイの方が負けてるのには驚きです。