◆ハード セガマークIII ◆ジャンル シューティング
西部の町、命懸けのガンファイト、轟く銃声
早撃ちガンマンとなって無法者から銀行を守れ!
ウエスタンのヒーローになれるシューティングゲーム。

アーケードで稼動していたバンクパニックの移植作で
移植に際して前世代機のSG−1000用のゲームソフトとして発売。
セガマークIIIやマークIIIのグレードアップ版の
セガマスターシステムでも使用可能であります。
ちなみにカートリッジ(カセット)ではなく
「 セガ マイ カード 」での供給となっております。
↓ こんなヤツね。

※ SG−1000、SG−1000II、SC−3000で遊ぶには
カードキャッチャという変換アダプタを経由して接続するそうな。
銀行強盗に立ち向かう主人公のヒーロー。
本作の登場キャラクターの多くに名前があるのに無名なので
思わず、名前ぐらい付けてやれよ、と
ツッコミ入れたくなりますが・・・いやヒーローが名前なのかな?
それはさておき、ゲームの説明といきましょうか。
舞台となる銀行は、12のドアがあり
それぞれドアの前に12の窓口がある構造。
画面に表示されるドアは常に3つで(ドアに番号付き)
方向ボタンの左右でドアを左右にスクロール。
方向ボタンの上か下で左のドア
コントロールパッドの左のボタンで中央のドア
右のボタンを押すと右のドアに向けて撃ちます。
そして主人公が全滅(初期3人)するとゲームオーバーです。
ゲームの大まかな流れは
ドアから銀行にお金を預けにくる町の人々に混じって強盗が入ってくる。
画面上部に表示されている出現メーターを頼りに
どのドアに人が近づいているかを判断しよう。
画面上に表示されているドアの番号は赤くなります。
番号の上の四角い箱の「 $(ドル)」マークはお金を預けられた窓口。

強盗は早撃ちガンマンであるヒーローにより射殺。
基本的に町の人を撃つとミス(例外あり)。
制限時間内に全ての窓口にお金が預けられるとラウンドクリア。
やる事は同じだけど、さらに難易度がアップした次のラウンドへ。
この繰り返しとなります。

銀行強盗は、そのままドアから入るだけでなく
町の人を盾にして入る場合もあり。
そんな時は、町の人が消えてから早撃ち勝負となります。
また、ドアにダイナマイトが仕掛けられる事も。
こんな時は、制限時間内にドアのダイナマイトを撃って爆発を防ごう。
それとですね、強盗が銃を抜いてから撃つのか
抜く前に撃つのかで得点が異なるのでハイスコアを狙うなら
強盗が銃を抜いてからの正々堂々の撃ち合いとなります。
画面上では「 FAIR 」と表示が出ますが
敵が銃を抜いてから、こちらが撃つまでの時間がでるんですよ。
もちろん速いほどクリアボーナスが多いのでありますなぁ。
いや〜、でもね、言わずもがなですけど
こちらが死にやすくなりますからリスク高いです。
まぁ、大まかな説明ですが
だいたいこんな感じのゲームになっております。
さて、実際にバンクパニックをプレイしてみると
けっこうイケてるゲームなんですね〜。
オリジナルのアーケード版と比べたら
それは貧相なグラフィックなんでしょうけど
家庭用機のレトロゲームにそれを言ってもはじまらない。
当時としてはキャラクターも大きく、そこそこ迫力もあります。
何よりも瞬間的な判断力と素早いボタン操作(早撃ち)が
要求されるゲーム性なので気が抜けずハラハラドキドキ。
レトロゲームは歴史を感じさせるだけあり古いので
見た目は、なんじゃこりゃ? ってぐらいチープですが
バンクパニックは古くてもゲーム性は良好。
今プレイしても、いや今だからこそ逆に新鮮に思えるんじゃないかな。
アーケード版はガンシューティングとして発売されたんでしょうか。
チープな感じもレトロゲームの味ですね。
それでゲーム性がいいなら言う事なしです。
3つのドアと3つのボタンがそれぞれに対応、レバーで左右へ移動。(ドアが左右にスクロール)
画面構成から見てガンシューティングにしても違和感がないですね〜。
私が幼稚園の時(1981年生まれ)、兄がやってたの思い出しました。
おねだりしてゲームさせてもらったなぁ。
1回だけクリアできて凄く嬉しかったのおぼえています。
このゲームは単純だけど、だからこそ面白いのだと思います。