ゲーム機別 記事 リンク
ファミコン、セガ マークIII    PCエンジン、メガドライブ
スーパーファミコン、ネオジオ    プレイステーション、セガ サターン
ドリームキャスト、ゲームキューブ    プレイステーション2、Wii、その他
ゲーム機、周辺機器、分解の記事はこちら











エターナルダークネス 招かれた13人(GC)


◆2002年度作品 ◆発売元 任天堂
◆ハード ゲームキューブ ◆ジャンル アクションアドベンチャー

 2000年に及ぶエンシャント(魔物)との戦いを
エターナルダークネスの書に記された選ばれし者たちの記録を
追体験する形でプレイするアクションアドベンチャーゲーム。
ちなみに説明書には、サイコアドベンチャーと書かれております。

eternal-darkness01.gif

手にした者の多くが非業の死を遂げたエターナルダークネスの書。
人間の骨と皮で作られた異様な書物であり、最後に受け継いだのが
本作のヒロイン「 アレキサンドラ・ロイヴァス 」、通称アレックス。
彼女の祖父が何者かに殺害され、その謎を解き明かすべく
ロイヴァス家の長い歴史が刻まれた屋敷を探索する所から物語が始まります。

 まず最初に発見するのがエターナルダークネスの書。
この書から切り取られたチャプターページを見つけて読むことにより
選ばれし者たちのストーリーが語られていくのであります。
選ばれし者はアレックスも含めて12人。
つまり各章ごとに主人公がいるわけです。
一見、オムニバス風ではありますが
紀元前から始まるエンシャントとの戦いを軸に、現代までつながっていて
人類の存亡をかけ来るべき闇の恐怖と戦う各主人公の苦悩が描かれております。

ところで、招かれた13人って・・・・・13人目は誰ですか〜。
もしかして、プレイヤー?

 ゲームの流れは
アレックスを操作してロイヴァス邸でのチャプターページ探し。
次に、選ばれし者の身に起きた出来事を
その時の主人公を操作して追体験。
クリア条件を満たすと、再びチャプターページ探しへ。

eternal-darkness03.gif

全編を通して登場する中心人物で
屋敷の中を駆け回り謎解きに奔走するアレックス。

 ゲームシステムは
主人公キャラを操作して、3Dの建物や遺跡内を探索。
先に進むために必要なアイテムを探し
仕掛けられた謎を解くアドベンチャーと
出現する敵を倒すアクションを平行して行います。

カメラ視点は固定で、キャラをある箇所まで移動させると
自動的に決まった方向からの視点に切り替わるというもの。
ただ、廊下などを移動する際は
カメラが後を付いてくるようになってます。

eternal-darkness05.gif

 武器にはその時代に応じて剣や銃などがあり
それらを使って敵と戦います。
※ 銃は弾薬が切れると撃てませんぞ。
さらに、スペル(魔法)を唱えることで
様々な効果を得られるのでありますなぁ。
※ スペルも時代と共に受け継がれ
ゲームが進むにつれて使える種類が増えていきます。
ここまでは今現在でも、よくあるタイプのゲームといえるでしょう。

 そして、何よりも特徴的なのがサニティシステム。
キャラクターの精神力を現すサニティメーターが
敵の波動を受けるなどして下がっていくと
幻覚や幻聴がしだいに現れるようになるんですなぁ。

天地がさかさまになったり
突然、主人公の首がもげたり
悲鳴や唸り声が聞こえたり・・・・・と様々な現象が発生。

これが、本作の狂気を感じさせる一面であり
他のホラー系アクションアドベンチャーと比較しても
かなり特殊な演出になっております。

 しか〜し、このサニティシステムの演出の一部には
管理人が納得のいかない、つまり気に喰わない演出も含まれているんですよ。
ただでさえ、プレイヤーのゲーム進行を一時中断させて
幻覚を発生させているのに ↓ の画像のようなモノが画面に出てくる。

eternal-darkness06.gif

左の画像は、コントローラがささっていないと注意がでる。
右の画像は、なにやらエラーメッセージのような英文がでる。
これ以外にも、青い画面に「 VIDEO 」と表示されるなど
いくつかのバリエーションあり。

どちらも、ゲームのストーリーや世界観とは全く関係がなく
プレイヤーをビックリさせるための、タチの悪いイタズラにすぎません。
せっかくエターナルダークネスの世界に浸っていたのに
イキナリ水を差されて興ざめしてしまった感があります。

ゲームのシナリオは、すごく気に入っていただけに、この点が非常に残念。
結果的にではあっても、エンシャントの親玉の復活を阻止するために
ある者は命を捧げ、ある者は人生を台無しにした12人の主人公たちの生き様。

謎解きの舞台は、時代は異なるけど同じ場所ってところが度々ありますが
時代の移り変わりに応じて変化してるし
体力のダメージが増えると歩く速度が遅くなる等々、細かい所まで凝った作り。
手応えのある謎解きに、ダークな雰囲気漂う狂気の世界。

一冊の書に囚われた選ばれし者、一人一人のボリュームは少ないけど
その分バラエティに富み絡み合うストーリーは、なかなかのものです。

 まぁ、しかし
日本市場向けに若干手を加えたとはいえ、元は洋ゲー。
狭い通路などで剣を振る時に
キャラが壁に寄りすぎると剣が壁に当たって攻撃できない・・・壁が邪魔すぎ。
理に適ってはいるけど、そこまでリアルに徹したかと思えば
一度クリアしないとスキップできないムービーシーン。
3種類のエンシャントの属性全てをプレイすれば3周しないといけないのに
2週目以降、些細な違いしかないのにムービーシーンが飛ばせない。
これ以外にも細かい所で何箇所かユーザーフレンドリーでない仕様なので
せっかちな人なら、クソゲー呼ばわりするんじゃないかな。

 アクションに関しては並、平均って感じのデキ。
最初の頃のバイオハザードに近いタイプのゲームシステムなので
そちらに慣れている人はアクションの操作系では迷わないけど
謎解きの方が、ちっとばかし厳しいかな。
何度も引っ掛かって、しばらく身動きできなかったなぁ。

ゲーム本編とは関係のない悪ふざけの過ぎたビックリ狙いの幻覚(イタズラ)と
所々に見られるプレイヤーの感情を逆なでにしかねない不親切な設計が
エターナルダークネスの欠点でしょう。

 しかし、それらを差し引いても
独特のダークな雰囲気とサニティシステムの演出を
楽しむ余裕がプレイヤーにあれば、悪いゲームだとは感じないはず。
それとシナリオが気に入ればなおOKだし
謎解きが好きなら1週目は十分すぎるほどに楽しめるゲームになりえます。

逆に、ゲームをクリアするだけの目的でプレイしたら
演出がウザイとか言ってストレスが溜まるだけ、途中で放棄しそう。

つまりは、万人向けではなく
多少なりとプレイする人を選ぶゲームだったりします。
おそらく激安で買えたのは上記のような理由があったからだろうなぁ、きっと。

皆さん、お買い得ですよ〜コレ。




この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※半角英数字のみのコメントは投稿できません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。