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アドバンスの不具合改修計画、其の二


 レトロチックな携帯ゲーム機を買ったは良いが
「 ちょっとコレはダメじゃん、なんとかならないの・・・」みたいな?!
人間、生きているうちには
出会い頭にトラブルに見舞われることもあるものです。

とは言え中古品なので多少は止むを得ないのも事実。
そこで、中古ならではの不具合を少しでも解消できないかと
自分なりに考えて弄ってみる。

 ということで、今回の不具合は
ゲームボーイアドバンスの画面に付いたキズです。
まずは、こちらの写真から。

advance05.jpg

ブツは前回の電源スイッチが接触不良を起こしていたアドバンスで
液晶画面の部分だけをクローズアップ!!
すると大小さまざまなキズが画面いっぱいに広がっているのが分かります。
コイツでゲームをすると
ゲーム画面を覆いつくすキズのおかげで
それはもう、やりにくいったらありゃしない。

立派に不具合として成り立ってしまっているじゃないですか〜。

まぁ、不具合に立派も何もあったもんじゃないんだけど
とりあえず表面を研磨すれば解消できる問題ではあります。
以前、使えなくなったセガの携帯ゲーム機のゲームギアで
試験的に画面のキズ取りを行ったことを書いたけど
あの時とは少しやり方を変えての再チャレンジとなります。

 用意する物。

・画面がキズだらけの携帯ゲーム機1台。
・マスキングテープ。(セロハンテープでも代用可)
・耐水ペーパー#2000を1枚。
・当て木、あるいは代わりになる物。
・コンパウンド 粗目。
・コンパウンド 細目。
・コンパウンド 極細目。
・布。(いらなくなった古い肌着を切って使えばOK)
・爪楊枝1本。
・カッターナイフ。(包丁でも可・・・笑)
・液晶保護フィルム。(液晶保護シートとも言う)

※ 念のために書いておきます。
携帯ゲーム機の画面のキズを研磨して落とすわけですが
ここで研磨しているのは、あくまでも本体の透明プラスチック部分です。
液晶は透明プラスチックの下に貼り付けてあり
決して液晶画面そのものを削るのではありません。
誤解のないようお願いします。


それでは順を追って説明したいと思います。

1.携帯ゲーム機、この場合はゲームボーイアドバンスの
画面(本体の透明部分)の周囲にマスキングテープを貼る。
ゆるい曲線部分にはマスキングテープを
3〜4ミリ位の幅に切って使うと曲線に沿って曲げて貼れます。
 なお、この作業は
画面の周囲にキズを付けないようにガードするのが目的。
従って
本体にキズが付いてもかまわない人はパスしてもらってOK。

2.2000番の耐水ペーパーを
当て木、もしくは代用品に巻きつけて画面を研磨(削る)する。
ここでは代用品として消しゴムを使用。
100円ショップに置いてある5個入りの安物です。
下の写真では
消しゴムを2個両面テープで張り合わせて使ってます。
耐水ペーパーは消しゴムと同じぐらいの長さの
正方形に切りそろえて何枚も用意しておこう。

advance06.jpg

 なお、消しゴムなどを当て木代わりに使うのは
画面をできるだけ平滑に削るのが目的。
研磨方向は、縦方向、横方向を
それぞれ同じぐらいの回数削るようにするべし。
でも、手作業なので完全にまっ平らにはならないだろうから
可能な限り画面を平らにしたい人向け。
従って
画面が多少は波打ったように凸凹に仕上がっても良い人は
耐水ペーパーを直接、手で持って研磨してもらってもOK。

 さて、ペーパーを何度か変えて画面を削っていると
次第にこのようになってきますよ〜。

advance07.jpg

画面に 曇った部分とそうでない部分が現れ始める。
画面の表面に何らかのコーティングが施されているようです。
目的は定かではないけど、明らかに何らかの皮膜があるのは確実。

このような事情により耐水ペーパーの作業は
この曇りがなくなるまで行えば終了。
よほど深いキズでない限り
この段階まで研磨すればキズは消えております。
※ 画面のふち(周囲)は研磨しづらいので曇りが残ってしまうけど
液晶画面の範囲の曇りがなくなってさえいれば良いでしょう。

3.コンパウンドを粗目、細目、極細目の順に使い
画面を磨いていく。

advance08.jpg

タミヤ コンパウンドの粗目、細目と(300円位)
ハセガワのセラミックコンパウンド(極細に相当、1000円位)を使用。
タミヤからも極細が500円位で発売されているし
コンパウンドもイロイロとあるんだなぁ、これが。

 で、使い方はというと
先ほどの消しゴムと同じ位の大きさに切った古い肌着(綿100%)を
消しゴムに巻き、コンパウンドを適量付け磨く。
磨く方向は、縦だけでなく横にも。
もちろん円を描くように磨いてもOK。
同じ所だけを磨かずに全体を平均的に。

磨いている最中にコンパウンドが乾いてきた感じになったら
まだ使ってない箇所にコンパウンドを付けて磨くか
新たに布を取り替えコンパウンドを付けて磨く。
これを何度も飽きずに繰り返す。

なお、古い肌着を小さく切らず、消しゴムも使わず
そのまま使ってもらってもかまいませんぞ。
もしかしたら、多少なりと画面が波打ちするかもしれないけど。

advance09.jpg

耐水ペーパーで研磨した時のスリキズが目立たなくなったら
細目に切り替えて磨く。
粗目と同じ位の時間を細目で磨いたら、だいたい大丈夫かな。
最後に極細のコンパウンドに切り替えて磨く、ひたすら磨き続ける。

しかし流石ですな〜。
粗目や細目の段階だと画面が曇っていたんですけどね
透明プラスチック用と明記されてるだけあって
極細のコンパウンドで磨き始めたら、見る見るうちに透明感が出てきましたぞ。

ということで、これにてコンパウンド作業は終了。

advance10.jpg

一番上のキズだらけの写真とは比べ物にならないなぁ。

4.お掃除。
画面磨きが終わったら、画面とその周辺をクリーニング。
まずマスキングテープを全部剥がす。
次に画面の透明部分と本体の境の隙間に入り込んだ
コンパウンドを取り除く。
具体的には、爪楊枝の先をカッターナイフで細く削って
隙間に入れ、隙間に沿って動かしてみる。
すると、詰まっていたコンパウンドが取れるわ取れるわ。
仕上げに、画面をキレイに拭いて掃除完了。

※ 画面を拭く時には、メガネ拭きとか、柔らかい布を使おう。
OA用のクリーニングクロスもあると便利です。
でも、ヘマをして画面に新しいキズを付けないようにな〜。

5.液晶保護フィルムを貼る。
コンパウンドで磨いたままの状態では、元々の傷は消えたけど
コンパウンドで磨いた後(メッチャ小さいキズ)は残ってるわけです。
画面に光を当てて反射させると、よ〜く見えてしまうのが辛い。
逆に光に当てなければ気づきにくいのですが
どうしても気になる人は液晶保護フィルムを貼り付けよう。
すると あ〜ら不思議、極小のキズなら判らなくなってしまいます。
それに画面に新たにキズが付くのを防げて一石二鳥じゃないですか。

advance11.jpg

こうして、画面に付いたキズが
まったく判らなくなり蘇ったゲームボーイアドバンス。

advance12.jpg

そんなに難しい作業ではないけど
コンパウンドとかを1から全て購入してから始めるとなれば
ちょっと億劫になるかもなぁ。
画面がキズだらけよりはマシと思えるなら試してみるのも一興。
後は自己責任でお願いいたしますぞ。




この記事へのコメント
凄いわ〜・・・。
sergeantさん商売できるんじゃないすか笑”
ホント参考になります。
Posted by ふじおか at 2009年09月08日 10:53
こういうのは慣れですから、手を動かした分だけ要領が少しずつ分かってくるものですよ。
Posted by 管理人 at 2009年09月08日 18:58
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