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デスクリムゾン2 メラニートの祭壇(DC)


◆1999年度作品 ◆発売元 エコールソフトウェア
◆ハード ドリームキャスト ◆ジャンル ガンシューティング

 「 せっかくだから、俺はこのゲームを選ぶぜ!

デスクリムゾンの名物主人公
【 越前康介(コードネーム=コンバット越前)】の
名セリフから引用です。

1996年にセガサターン用ソフトとして登場した本作は
挙動不審な動作が持ち味のゲーム性と
無残にもショボショボのグラフィックで話題を呼んだ
この世の物とは思えないぐらいヤバイ ガンシューティングゲーム。
「 デス様 」の愛称でマニアの間で語り種となり
長期に渡って最下位帝王の座に君臨し続けた伝説のゲームです。



狂気の世界へ誘うコンバット越前の甲高い声と独特の口調。
サウンド設定しかないオプション。
思わず目を覆いたくなるステージ1のプレイ動画。
その手のマニアは狂喜乱舞することでしょう。

流石、他の追随を許さないキング・オブ・クソゲー デス様デス。


・・・・・・・・そして時は流れ
局地的に吹き荒れたデス様旋風も過ぎ去り
平穏を取り戻したかのようにみえた世紀末の日本。
「 空から恐怖の大王が降ってこなくてよかったぜ 」と
ホッと胸をなでおろし安心しきっていた ちょうどその時
まさに油断大敵! 天災は忘れた頃にやって来たーーー!!。

恐怖の大王に代わって天から舞い降りたのは
最凶最悪の名を欲しいままにしたデス様の申し子
デスクリムゾン2 メラニートの祭壇 】なのでありました。

 この降臨はデス様のリベンジに燃える
 エコールソフトウェアの果敢なる挑戦なのか?!
 いずれにせよ我々は、新たなる伝説の幕開けに
 立ち会う機会を与えられたのだった。

ドリームキャストを根城に
布教活動を開始されたデスクリムゾン2皇太子様は
言語道断のクソゲーっぷりで民に愛されたデス様の
正当な王位継承者であらせられます。
帝王の世継ぎとしての資質に大いに期待できそうなので
これ以降 デス様2とお呼びすることにしましょう。
それでは冷ややかな視線を浴びせつつ戦闘開始〜。

 基本的なゲームの操作は
一般的なガンシューティングゲームと同様デス。
忍耐力に長けた戦友さえ用意すれば
2〜4人同時プレイもお望みのままデス。
Bボタンでも弾のリロードが可能という
便利なシステムが嬉しいデスね。

また、マイクデバイスを使い自分の声を録音すれば
ゲーム中に3つ(録音時間は合計で3秒まで)
ダメージボイス(敵の攻撃を受けた時の悲鳴、怒号など)に使える
他のゲームには無い珍しい特典も付いているのデス。

そして、お助けアイテムの
デスコスモス=ライフ回復
デスマロン=クレジット増加
デスフラッシュ=画面内の敵を全滅
これらを手に入れて戦いを有利に進めるのデス。


 「 せっかくだから、ミッションモードで遊ぶぜ!

まずは小手調べ。
プレイしたいステージを自由に選べるモードデス。
デス様2の実力の一端を窺い知るにはこれで十分でしょう。

適当にミッションを選んだら、次は難易度を選択。
初心者、戦闘員、コンバット、クリムゾナー、傭兵の順に難度アップ。
え〜と、初心者レベルは
・銃の当たりは広く威力が強力
・1クレジットは8デス だそうです。
デス様だけに語尾にデスがよく付くんだよなぁ。

おっと、ゲームが始まりましたよ、敵が出てきた出てきた。

death-crimson2-02.gif

狙いを定めてトリガーを引く・・・・・な、なんと!?
「 弾が出ない?! 」
敵は攻撃してくるのに、こちらは攻撃できません。
ドリームキャストガンぶっ壊れてるのかな〜??

よ〜く見たら画面左下と右下にこんな表示が。

death-crimson2-03.gif

「 PRESS START 」

へ?? スタートを押せ。
やるじゃないか〜デス様2、そうこなくっちゃ。

開始時にスタートボタンを押さないと
ゲームに参加できない仕様になっております。
それだけではありません! 敵の攻撃で
ダメージを受け続けてしまうじゃありませんか。
それくらいは説明書に書いてほしかったデス。

さて、気を取り直してプレイ続行。

「 アレッ? 同じザコに弾が命中したのに
  1発で死ぬヤツと2発で死ぬヤツがいる〜ナゼデスカ?」

唐突にシンキングタ〜イム。
「 コレダーッ 」と思うのを選んでみよう。
A,姿は同じでも耐久力が違うのデス。
B,どう考えてもプログラムのバグデス。
C,ドリキャス本体かドリームキャストガンに不具合があるのデス。
D,神様の悪戯デス。
E,おそらく上記以外の理由があるのデス。

本当のところは、全く分かりません。
ゲームの進行には問題ないんだし
この程度でキレてるようじゃ先が思いやられますから
ここはガマンガマン。

と思ったのもつかの間。
出現したら次の瞬間に攻撃してくる敵、敵、敵。

death-crimson2-04.gif

リアルな戦闘を実現するためと称して
敵の攻撃を受けても無敵時間が一切存在しないデス様一族の掟が
ゲームの緊迫感を盛り上げるのに一役買ってます(ウソ)。
多少のダメージは確実に喰らう仕組みになっております。

 あれもこれも全てエコール流?!

だけど、この程度のギミックは想定の範囲内でしょう。
いや、ユーザーの期待通りと言い換えるべきデス。
所詮カエルの子はカエル。
デス様2よ、そなたの実力はこんなモノではないはず
さぁ、我の前に真の姿を現し給え!!


 「 せっかくだから、ストーリーモードを遊ぶぜ!

ストーリーモードは
・会話をしながらシナリオを楽しむ会話モード
・キャラクターを操作して画面内を探索するウォークモード
・銃を撃ちまくって敵と戦うシューティングモード
・単なるオマケ?ムービーが流れるムービーモード
この4つのモードからなります。
はてさて、デス様2の本領発揮なるか!?

デス様2のメインキャラクターは
ユリ ローゼンバーグ(左)と八並康。

death-crimson2-05.gif

いらん所に首を突っ込んだばっかりに
無敵の銃クリムゾンに係わる事件に巻き込まれる2人。
狂気にも似た独創的な世界へようこそ。

 会話モードではストーリーが語られます。
素人感を演出した?脇役キャラたちの掛け合いの妙。
必聴の価値がある、時に違和感のあるイントネーション
時にハイテンションなセリフの言い回しに
めまいを感じながらも、ゲームはつつがなく?進行。

 続くシューティングモードで
街中に出現した謎の敵に動じることなく戦う八並康。
序盤なので難度も低く軽く敵をひとひねりデス。

そして手掛かりを求めて行動を開始するユリ。
ウォークモードが手ぐすねを引いて
待ち構えているとも知らずに。

 ウォークモードは
謎解きの簡単なアドベンチャーゲームみたいな物デス。
建物の中などでキャラクターを移動させて
怪しい所でAボタンを押せば調べられます。

移動スピードは、歩く、走るの2段階。
これがまた、走らせると方向転換も早い早い。
スティック(または方向ボタン)を
右か左に入るとアッという間に
あさっての方向に走り去ってしまう。

しかも、しかもデスよ。
ほんの少しでも、壁、机、棚などに接触しようものなら
引っ掛かってその場から動けなくなる主人公。
スティックの操作には細心の注意が必要デス。

さらに、制限時間内に謎解きを完了しなければ
ゲームオーバーになるシーンへ突入するデス様2。
敵と会話している間も時間が進むなど
何をしても時間がどんどん過ぎていく底意地の悪さ。
トラップのオマケまで付いてサービス満点デス。

スゴイ、凄すぎるぜ!
マニアの期待を裏切らないそのキレっぷりに感動を禁じ得ません。

 これこそエコール流のすばらしさ?!

このようにプレイヤーに順次襲い掛かってくる各モードに
一つ一つ対処しながらゲームを進めていくのデス。

 そしてゲームも中盤に差しかかった頃、大学の構内で
ついに進化する銃「 クリムゾン 」を発見したユリと康。
すると、コンバット越前が(亡霊か?)2人の前に姿を現した。
彼は言う、使う人間の精神を崩壊させると。



前半はサターン版のオープニング。
注目すべきは後半の越前登場シーンでしょう。
だけど このゲーム、下手をすると
プレイする人間の精神をも崩壊させるのでご用心

それはともかく、子供の落書きと見間違いそうな
最高にキュートなデザインのクリムゾン。(上)
進化するたびに姿を変えるのだそうデス。

death-crimson2-07.gif

ドリームキャストガン(下)と良い勝負デスよね〜。

 ところで、前から気になっていたんだけど
シューティングモードで、画面手前の敵の背後に
画面奥の敵が隠れてしまう事例が多いんデスよ。

death-crimson2-08.gif

手前の敵を倒さないと奥の敵には手も足も出せない
縦並びの敵キャラ配置をよく見かけます。
他のガンシューティングゲームでは・・・・・いや、止めておこう。
これもデス様2の醍醐味なのだから。

 エコール流には逆らえません。

 さて、ゲームも後半へ突入し
次の目的地を目指す2人。
性格のひねくれたパトリック・リュイスの協力を得て
ボロい飛行機で飛び立つご一行様。
砂漠に不時着後、あちこちへ移動し戦闘を続けます。
もちろん会話もあります。

実はこの会話は無駄に多いのも特徴の一つで
これもデス様2ならではのセールスポイント。
ゲーム中のその場所の情景や雰囲気、その時の感情などを
ご丁寧にペラペラペラペラしゃべくってくれます。
開発スタッフの親切心かもしれませんが
それはプレイヤー自身がゲーム画面を見て
各々感じ取ればよい事、余計なお世話デス。

 やはり血は争えないデスね、これもエコール流?!

 そうこうしながらゲームは進み
やがてクライマックスを迎えます。
メラニート伝説発祥の地へ足を踏み入れる2人。

前作デス様でコンバット越前が選んだ赤い扉。

death-crimson2-09.gif

ユリと康は扉の前で何を思う?

death-crimson2-12.gif

[ 康 ] 中に入ってみようぜ せっかくだから。
[ユリ] ふふ、そうね せっかくだから。

そうきましたか。
お約束の決めゼリフを連発させるデス様2デス。


 物語りも佳境、最終局面に至っても当然のように
移動(ウォークモード)
会話(会話モード)
戦闘(シューティングモード)で
ストレスを発散・・・じゃなくて
ストレスが少しずつ溜まっていく素晴らしゲーム性に乾杯!!
もうひと踏ん張り、頑張ってプレイすれば。
きっと、明るい未来が待っているに違いない。

とか何とかやってたら、ボスとご対面の時がきました。
ぎこちない動きで画面狭しとうろつきまわるボスに
さっそく弾幕を張って対抗デス。

death-crimson2-11.gif

トリガーを連打しつつ、Bボタンも連打すれば
マシンガンに勝るとも劣らない
弾を途切れさせずに撃ちまくる戦法が可能デス。
やったね、これは心強い!

しか〜し、ボスの攻撃は情け容赦ないのデス。
だって、いくら弾を撃ち込んでも
動き(攻撃)が止まらない止められない。
連続で弾を命中させればボスの攻撃を止められるのって
他のガンシューでは良く見かけるんデスけどね。
デス様2にはそんなルールは無いようデス。

実はこれ、狂気の世界を端的に表現しているのデス、たぶん。

 激戦の末、巨大蜘蛛のボス【メラニート】を倒すと再び会話モードへ。
そして、これまでの経緯を語り始めるメラニート姫。
まだ強大な敵「 デスゾルトス 」との戦いが残ってる事だし
今後のゲーム展開に ますます膨らむ期待!!

だが、その考えは甘かったデスよ。
ストーリーが中途半端な形で終わりを迎えるとは、トホホ。
無常にもエンディングに突入するデス様2デス。

ところがどっこい、それだけでは終わらせないのが
帝王の跡を継ぐべく生を受けた者の宿命。

death-crimson2-10.gif

え、最終章だって〜??

エンディングの最後に 驚愕の新事実!?
これはデス様シリーズ3部作構想ですぞ。
完結編を製作するつもりだったとは
チョッとばかしワル乗りが過ぎているような気が・・・・・。

 エコール流に神の祝福を。


 「 せっかくだから、締めくくるぜ!

どうやったらこんなゲームを作れるのか
呆れるほど感心してしまいます。
クリムゾナーに一歩近づいた証拠かな?

これはもう、確信犯でしょう。

そう考えざるを得ない部分も入り乱れ
十分とはいかないまでも、混沌と狂気に支配された
ガンシューティングゲームに仕上がってると思います。
前作のデスクリムゾンには敵わないでしょうが
クソゲーであると同時に
バカゲーとしての実力も申し分なく
愛好家の方々には機会があれば是非
お試しいただきたい一品になっております。

 「 クソゲーを勧められても困る 」と
思われるかもしれませんが
クソゲーにはクソゲーなりの楽しみ方があるんですよ。

もっとも、そう思うようになったのは数年前から。
昔はデキの悪そうなゲームは避けて通ってたクセに
今では、なぜかやってみたくてたまらない。
普通のゲームじゃ刺激が足らなくなってきたようです。

まだまだツッコミ所に事欠かないデス様2こと
「 デスクリムゾン2 メラニートの祭壇 」。
正直、書き足らないけど
文章が長くなったので、ここまで。



この記事へのコメント
あ〜、、、、、買っちゃったんですか、、、

挙げ句プレイしてしまったんですか、、、、

なんと言いますか、前作だけでもうお腹一杯、というかはち切れました(笑)

クソゲーにはクソゲーの楽しみがある、
心の底から同意しますが、、、、

近寄りたくない存在もあるんですようっ
Posted by そうてん at 2008年12月24日 17:17
買っちゃいましたよ〜、プレイするために。
いや〜、マジで凄かったなぁ。
自分の目で確かめられて幸せデス。
おかげさまでテンションが上がりっぱなし。(笑)

不条理こそクソゲーたる者の本質な訳ですが
おバカな一面がブレンドされた事により魅惑のクソゲーへと昇華してると思っている時点で重症かもしれません。
Posted by 管理人 at 2008年12月24日 20:26
コレがクソゲーとは全く知りませんでしたよ。
見た感じは凄い面白そうなのに、知らないで買っていたら泣きそうになりそうでした。

バカゲーやクソゲーは好きですが、期待していたものまでもがクソだった時は本当にキレそうです。
前知識があればいいんですけどねw


Posted by 二条ジョウ at 2008年12月25日 22:31
知らないで買ったらご愁傷様ですけど、風の噂にクソゲーだと聞いていたので確認しようと購入しました。
近年、普通のゲームに食傷気味になってるから、たまにはこれぐらいの刺激がないとね〜。

ところで、wiiのメジャーもヤバイとの情報をキャッチしたので動画サイトで見たら本当でした。
500円ぐらいまで下がったら買おうかな、と考えたりすると何故か楽しい気分に・・・。
Posted by 管理人 at 2008年12月26日 21:56
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